独りでいい
The Muffsの3rdで、個人的には4thと並ぶ最高傑作。
このアルバムには本当の泣きがある。
特に泣きを狙ったメロディーとか、切なさとか、そういうものを狙ったわけではなく
むしろいつものマフズのポップさがあるんだけど、なぜかこのアルバムは、格別に切ない。
少し注意して歌詞を聞き取ってみると、ほとんどの歌にある共通点があるのに気づく。
歌が自己完結している。
自分のほかの登場人物がリアルタイムで登場することがなく、歌の中で主人公はただ独りでいる。
それをポップに乗せて叫んでいるから、胸の奥のほうにくるような切なさがある。
これは若手には出せない味だ。
他に唯一その奇跡を成し遂げたアルバムがあるとしたら、WEEZERの「Pinkerton」だろうか。
すると、あのアルバムのあとWEEZERはそれまでの最高傑作「THE GREEN ALBAM」を作ったわけで・・・。
マフズも超ポップな快作「Aleart today Alive Tomorrow」を作っている。
パワーポップバンドの系譜だろうか?
WEEの5枚目は史上最高の大傑作だったから、マフズにも頑張って頂きたい。と、脱線してしまったが、とにかく、マフズのアルバムの中でもこのアルバムの
喪っぷり、ダメ人間的切なさはトップクラスである。
「Honeymoon」「All Blue Baby」「Is It All Okey?」「Best Time Around」あたりで
ボロボロ泣いてしまう人は、ダメ人間として出来ている。
ってそりゃ俺の事か。