温もりがあります
巻頭のクリスマスソングは、幼い頃にまだナットコールの事も曲名も知りませんでしたがクリスマスの頃になるとラジオから良く流れてきて、子供ながらにとても心地よい暖かい声と曲だと思っていました。 その後、これがクリスマスソングという曲という事と、あのなんとも暖かい声の持ち主がナットキングコールという人だと知りました。そして他の曲も聞いてみましが、スターダストを始めどれも本当に含蓄のある、その声を形容するのによく使われるべルべッドボイスという言葉がピッタリのささやく様な時であっても言葉のーつーつを丁寧に歌い上げる氏の持ち味が、元々そういう素地を持っているクリスマスソングとあいまってどの曲も本当に味のある曲となっていると思います。
コールの歌うクリスマスソングを聞いていると、ディズニーやMGMのアニメ・トムとジェリーなどのクリスマスをテーマとしたアニメが思い出されます。今では無くなってしまった、時代がよりゆっくりと、また鷹揚としていて温かみのあった時代の事を想像させるのは、やはり氏のなせる業ではないかと思います。
どの曲もおなじみのクリスマスソングばかりですが、どれもジンワリと聞いている人の心を暖めてくれると思います。この曲を聴く誰にとっても良いクリスマスである様にというコールの思いをぜひ聞いてみて下さい。