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Jordan: The Comebackの解説1990年発表の5作目。彼らの最高傑作であるとともに、掛け値なしのエヴァー・グリーンの名作。ロマンティックな雰囲気、凝ったメロディライン、トーマス・ドルビーによる生楽器とプログラミングの絶妙のアレンジメントとプロデュース、アルバム中で特に白眉の名曲<15>などに顕著である優れた詩、ジャズ、クラシック、R&B、ミュージカルソングなど過去のさまざまな優れた音楽からの引用の妙などなど、褒め挙げるとキリがない。まさしく時代を越えるポップ・ミュージックの金字塔。(麻路 稔) Jordan: The Comebackの曲目リスト
Jordan: The Comebackの商品レビュー 完璧な音楽
このアルバムすごいんです。 それにしても安いですね
後追いでネオアコを聞こうと思い、最初に買ったのがアズテック・カメラとオレンジ・ジュースの1st。でもその80Sな音処理にどうも馴染めず、「これならフリッパーズ・ギターの方が全然いいや」という感じでしたが、次に買ったペイル・ファウンテンズの1stとこのアルバムは素直に良いと思えました。後者2組に共通するのはバックグラウンドとしてガーシュイン、コール・ポーター、バカラック、ジミー・ウェップetc.を感じさせるソングライティング、アレンジが聞けることで、特にこのアルバムでのパディ・マクアルーンのソングライティングはそうした往年の名作曲家の作品と同様クラシックを呼べる域に達しています。(このアルバムの5曲目が90年代の曲なんて滅多にかかることのない山下達郎先生のラジオ番組で紹介されているのを聞いたときはちょっと感動しました。) ポップス史上に燦然と輝く大傑作
一般にプレファブの最高傑作と言われている本作(フェイバリットとなるとスティーブマックイーンの方が人気は高いが・・・)。全19曲をPマクレーン一人が作詞作曲を手がけている。一人のソングライターだけでここまでバラエティに富んだ曲、しかも捨て曲なしという驚異的な才能を見せつけている。このアルバムのマクレーンはビートルズも超えたね。プロデュースは黄金コンビのTドルビーで、楽曲の魅力を一段と引き立てている。90年代の名盤のみならず、ポップ史上の名盤と言っていい大傑作でまだ聞いたことない人は是非聴いてほしい。ただ、このアルバムでPマクレーンは出せるものを全て出し切った感があり、その後疲弊したのかここまでのレベルのアルバムは出せていないが、それもまあ当然と言えば当然か。 青臭さがたまらなくポップス
プリファブスプラウトの最高傑作だとよく言われますが、 美しきマスターピース
このスケールの大きさはなんなんだろう。青くみずみずしいポップながらもどこかゴスペル的でさえある。そして全編にわたって徹頭徹尾にロマンティックだ。しかし甘すぎない芯の強さも備えている。相変わらずソングライティングが冴えまくっている。凝ったコード進行や転調が用いられているが技巧におぼれることなくどれもが普遍性に貫かれている。ただ舌を巻くしかない。冒頭でゴスペル的と書いたが、パディマクアルーン流のゴスペルソング⑮もある。これは神の視点から、こう歌われている。「私にむかって深い献身の賛美歌など歌ってくれるな ゆったりとした甘いメロディーなど歌ってくれるな 弱きものの一人にむかって歌うがいい そのとき兄弟よ あなたの歌は私にとどく」なんとも、神の存在は特に信じてはいないけど、ほんとグッとくる。どの曲も詩作が素晴らしいのも特筆すべき点だ。 | |||||||