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Protest Songsの曲目リスト
Protest Songsの商品レビュー 2nd完成後、2週間で仕上げられた作品
89年発表の4枚目。トーマス・ドルビーのプロデュースによる2nd完成直後にパディ自身のプロデュースによって2週間で完成された作品である。パディの意志としては2ndと本作を一緒に発表したかったようだが、商業的な思惑もあって見送られ結局はオクラ入り。3rd発表後にやっと日の目を見た。パディにしてみれば作品のクオリティはプロデューサーの力だけではない・・・とでも言いたかったのかもしれないが、2ndと本作を比べてみるとやはり質感が異なり、トーマス・ドルビーの力を認めざるを得ない。曲そのものは2ndや3rdと同等のクオリティを持っており、かつアレンジも特に違いはない。しかしながら全体としての音はなぜかショポくデモ・テープのようにも聞こえてしまうのだ。これは音響的な部分、特にミックスやエフェクト、そして音の録り方の違いによるものだと思うが、それが明確に分かる。若気の至りと言ってしまえばそれまでだが、この作品は誰かプロデューサーを立てて作り直せば、いとも簡単に従来通りの彼ららしい名盤に生まれ変わることであろう。しかしながらこの作品は彼らの素の姿を表した、もしかするとそれを表したかった作品であり、そこに意味があるのだと思う。1.は曲、アレンジそのものは3rdと大差はないものの、露骨にリズム・マシーンだと分かるチープさが見えかくれしている。2.もエレガントな素晴らしい曲で曲そのものはやはり3rdと大差はない。 ワンアンドオンリーのソングライティング
数あるプリファブスプラウトの名盤のうち、パディ・マクアルーンのソングライティング 不遇な扱いを受けたダイヤモンドの原石のような楽曲集
製作は1985年だが、1989年の冬にリリースされたプレハブの4枚目のアルバム、「スティーブマックイーン」の大ヒットを受けて制作されたが「スティーブ」がヒット中に新作をリリースするのは思わしくないという理由でお蔵入りにされたらしい。日の目を見たのが「ラングレーパーク」をリリースした後だったので、内容が地味なのを理由に、「スティーブ」よりも売れないとレコード会社が心配したので遅れたのかもしれない。このアルバムはファンにとってはよくぞ作ってくれたという渋い内容で、僕は「ヨルダン」の次に本作が好きだ。「ライフオブサプライス」がベスト盤に収録されて目立っているが、このアルバムのベストトラックは1曲目だと思う。このアルバムの中ではもっともキャッチーな作品で「ラングレー」に収録されてもおかしくない曲だ。トーマスドルビーがプロデュースしなくても充分にやっていけることを証明している曲でもある。まるで60年代のようなシンプルな楽曲だが、1曲1曲のそれぞれの良さを知ってしまうと離れられなくなるほどハマッてしまう。このアルバムがリリースされた当時は2月の寒い夜中にミルクティーを作ってこのアルバムをよく聴いていたが、福山のミルクティーよりもこっちの方がミルクティーのイメージに似合っている。平成元年にリリースされた理由は「ヨルダン」の制作が遅れていたので中継ぎ的にリリースされたのかもしれない。 不思議な気品を湛えた一枚
Thomas Dolbyがプロデューサーとして彼らの主要作に与えた影響は 今こそ再評価を!
前作、「スティーヴ・マックイーン」完成直後に約2週間で完成させたというアルバムで、メンバー自身のプロデュースによるもの。トーマス・ドルビーがいないこと、比較的地味目の楽曲が多いこともあってか、ファースト作「Swoon」の感触に近いトーンを持った楽曲が多く占めている。当時リリースはされていなかったものの、「スティーヴ・マックーン」期や「ラングレー・パーク」期のライヴでもほとんどの楽曲が演奏されていたらしい。それにしても・・・これをたったの2週間で完成させたとは、にわかには信じがたい完成度。確かに地味だけど、この中では比較的派手な存在感を持ったプリファブ節炸裂!な②や珍しくパディ一人の弾き語りによる⑤(個人的には彼らの楽曲の中でもかなり上位に位置する名曲!)元々、「Swoon」期にリリースされたシングルで、再びこのアルバムの為に再録音された静かなバラード⑦(シングル・ヴァージョンはかなりアップテンポなアレンジで、ほとんど違う楽曲に生まれ変わっている)何故か、ファンの間ではかなりの人気を誇る⑧(かなり地味な曲ですが)、ラストに位置する、ちょっとバカラックやジム・ウェッブぽい香りが漂う感動的なピアノ・バラード⑩等、いつもながらこの人のソングライティング能力の高さには驚かされるばかり、ある意味、彼らのディスコグラフィー中最も地味なポジションにあるアルバムかもしれないけど、内容は超一級品。オススメ! 音楽の最新売り上げランキング - トップ10 | |||||||