練習曲の域を超えた芸術性
ポリーニファンの友人の価値観を変えてしまった一枚。
ポリーニとリヒテルは演奏スタイルが全然違うため一意に比較するのも無理がありますが、彼女曰く特にOp.10-2,Op.25-5,Op.25-8はもうポリーニの演奏には戻れないとの事。
練習曲としては元々の楽曲自体が美しいのでポリーニの様なテクニック重視のピアニストの演奏でもさほど気にならないかも知れませんが、このCDは、練習曲の域を超えた芸術性を強く感じさせると共に、「音楽とは何か?」を語りかけてくる様な気がします。またポロネーズ4番が素晴らしい。「こんなに素敵な曲だったかしら!?」と再発見しました。私はこれを聴いてアシュケナージのポロネーズ4番の演奏には、もう戻れなくなりました。
リヒテルは楽曲の美しさを引き出す天才なのかも知れない。
アナログだねえ
実はエチュードよりポロネーズ1,4の方が聞き所だったりしたりしてw。
しかしこのエチュードもすんばらし。
いや技術的には他のピアニストの方が上かもしれんよ。
だがね。違うんだ。真の芸術の香りってやつが。
どれも独特な雰囲気で弾かれている。
1番ハ長調なんかはかなり低音が「ボーン!」と効いている。
しかし右手のパッセージは歯抜ける事も。地味な曲だが2番のイ短調なんかは誰よりも素晴らしいと言っておこう。
なんか凄い味がある。そして巨大な音色の深さという、凄さを感じる。
低音がすげえ。異様に効果を上げていると言える。きっと調律も違うんだろうな。
彼は手も体も大きかったからやっぱり出す音がそら違うわ。
で私的に一番きにってるのは
ポロネーズ4番。
ゲンリヒに次いで彼も少なからずポエティックだ。