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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? [DVD]の解説岩井俊二が93年にフジテレビの番組「ifもしも」の1本として製作したTVドラマにもかかわらず、同年日本映画協会新人賞を受賞した上映時間45分の中編。翌94年、劇場公開。 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? [DVD]の商品レビュー スラムダンクの最新刊!
少年少女たちの心の揺れを台詞ではなく、映像美でここまで表現した作品はそうそうお目にはかかれない。 名作
この映画を見ているとなぜか「あーそんなことあったあった」と懐かしい気持ちになります。もちろん主人公とまったく同じ体験をしたわけではないけど放課後にプールではしゃぐシーンや花火大会のシーンなんかは誰もが通ってきた道なんではないでしょうか。そして何よりもなずなとの恋。誰もが思いを寄せてるなずなのような存在がいたと思います。そして小学生の恋なんてたいてい叶うことはなくはかなく消えていって青春の1ページに刻まれます。この映画での夜のプールでの主人公となずなとのシーンは必見です。自分のエピソードを思い出しながら見てみてください。タイミングよく流れる「Forever Friends」が切なさを増してくれます。 デジャビュ?
夜のプールで、悲しみを堪え笑顔を作るなずな。何も知らない典道。 切ない珠玉のストーリー
本作の大半は山崎裕太演じる典道の想像による絵である。50m水泳に勝てなかった典道はなずなと時を過ごすことはなかったのだから。なずなは母親に連れ戻され、2学期に顔を合わせることもない。我々観客は幻を観ていることになる。でも、実際はこの典道バージョンも幻ではなく、現実なのだ。岩井俊二は昔のドリフターズのコント「もしも○○が医者だったら」のごとく、典道が勝ったら、のバージョンも用意した。それが後半の映像である。もとの題名がフジテレビの「if」シリーズなので、まさに「もしも水泳の勝者が○○だったら」という岩井版ドリフターズだったわけである。どちらのバージョンも切ない。「次に会うのは2学期だね」といって典道と別れるなずなのラストシーンはいまや伝説の名場面だ。いずれにせよなずなは2学期には来ないのだから。子どもたちの映像、躍動感、ノスタルジー感などいずれも岩井俊二らしい完成度で、懐かしさに浸りながら観ることができる。REMEDIOSの音楽も透明感いっぱいで、胸に響くし。日本映画が好きだったら、まさに必見の一作である。このあと、岩井監督は日本映画史上に残る傑作「Love Letter」を撮ることになる。 名作
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