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るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 ~特別版~ [DVD]

るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 ~特別版~ [DVD]

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るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 ~特別版~ [DVD]の商品レビュー

5.0 アニメにおける一つの頂点
作画・音楽・脚本・演出の全てが既存のアニメ作品の概念を凌駕しています
数え切れない程のアニメを見てきましたが、これ程作り手の魂を感じる作品を他に知りません
最後のスタッフロールから始まるエンディングは伝説クラスの作りこみ
唯一の欠点が、声の音量出力が小さめで、セリフが聞き取りにくい場面が多いことでしょうか
アニメが芸術にまで昇華した数少ない例




5.0 アニメ史に残してほしい…てか、確実に残る!
カスタマーレビューの数がすごいですね(^^;)。
おまけにそのほとんどが★5つ!
いや、疑うことなく納得の出来のアニメです。

原作では、このOVAのもとになっている『人誅編』が一等好きで、OVAじたいは、
大人になってから観ました。
初めて観たときには、あまりの衝撃に言葉がなかったです、いろいろな意味で。
以下、ちょっぴりネタバレになってしまうかもしれないので、未視聴の方はご注意を。

作中巴さんのまとう香り、白梅香がずっと画面からたゆとうてくるようです。
特にラスト、巴さんがいなくなった後の、剣心がずっと肩に巻いている巴さんのショール
には、彼女の白梅香の匂いが染みていて、人を斬っていても、眠るときも、剣心はずっと
ずっとその香りに包まれているのだろうと想像すると、切なくて切なくて涙がだだもれ(笑)

原作に、人前で熟睡することのなかった剣心(抜刀斎)が、巴さんと一緒に居るときだけは、
よく寝入っているシーンが出てくるのですが、その描写を思い出してしまいました。
このレビューの中で、どなたかが『(巴は)いなくなっても剣心の鞘』であると
書いていらっしゃいましたが、全くその通りだなと(文字通り)痛感させられます。
剣心は、不殺(ころさず)の信念のもとに生きようと思っても、すぐにそれを実行できた
わけではなく、しばらくは人斬りとしての日々が続きますが、白梅香のショールは、きっと
彼をちゃんと眠らせてくれたのだろうな…と思うと、それがまた切ない…。
で、そこへもってきて、例の巴さんの幻影が剣心を抱き締めるシーン…。
心の中に想像していた矢先に、まさに!という絵が出てくるものだから、そこでまた涙…。

言葉少なでありながら、画面からその人の心象風景や、風の冷たさ、花や香の薫る様まで
感じさせてくれる作品というのは、そうそうないでしょう。
白梅香の香水などという風雅なものは私は持っていませんし、どんな香りなのかも知らない
のですが、知らないはずのその香りが、ずっとこの作品から立ちのぼって、見終わった後も
ずっと辺りにくゆり続けているような気がするのです。
5.0 鬼気迫るジャパニメーション最高傑作
シェイクスピアが脚本を書き、リュック・ベッソンが演出したかのような作品。作風はどうしようもなく陰鬱で残酷でありながら、哀しいほどに静謐で、また美しく幻想的である。他のるろうに剣心は、原作もアニメもOVAも私はセンチで悪趣味で荒唐無稽と感じていて、要はアンチ派なのだが、この作品だけは別物だ。過去の他アニメの傑作と比較しても、私にとってはこれは奇跡の作品だった。
(以下は顛末が書かれています。作品未観賞の方はお控えください)

映画や小説なども含めて考えたとき、この作品を名作たらしめているのにはいくつか要因があるようだ。
まず主人公とヒロイン(敵側の人物も含め)の心情を、セリフでなく事物や風景、行為で、(時には象徴的にすらなりながら基本は)写実的に表現する点。下手をすると荒唐無稽になりかねない戯曲的シナリオが、にわかに重い迫真性を伴って伝わってくる。逆にセリフを語らせても、そのセリフどおりではない底の心情がこちら側には透けて見え、主人公たちの苦悩を色濃く表現する。
4幕の傑出した出来栄えに目を奪われがちだが、3幕でも驚かされたことがしばしばあった。二人が自分たちの人生に対し心境変化をしていくプロセスを風物で語らせる点はすばらしく、ついに二人が身の上を語り合い心を通い合わせる必然にこちらは引き込まれざるを得ない。

そして二人が後戻りのできない一夜を共に過ごす際の、ヒロインの心情吐露は唸った。目の前にいる主人公のことでなく、亡き許婚について回想し涙するのだ。この演出は神がかっており、平和と幸福が手に届きかけたこのときの二人に、恐るべき運命が迫っていることを、こちら側は感じずにおれないのだ。

その後それは現実となる。4幕は全てが陰鬱で耐え難い。奇跡の演出がここでも光っている。主人公が愛するものの真実を知り、最後には死を覚悟したかのような突撃をするが、ここでも演出は巧みの極みだ。ヒロインが復讐のために持っていた形見の小太刀を、なんと敵は、その手に、とどめをさすための得物として握っていたのだ。この作品は、憎むべき敵の誠実まで表現している。

そしてヒロインは命を賭して主人公を救いながら、にもかかわらず主人公に傷を与え、今際の際のセリフを語るシーンでこの作品の超絶的表現力はピ−クとなっており、何度観てもその真の心情は深い。両義的かつ象徴的ですらある表現力で、深い愛憎でその体とともに2つに引き裂かれ、死ぬほかはなかったヒロインの運命と、それを絶望とともに受け入れざるを得なかった主人公の悲哀を感じさせる。
その後の幕末を駆け抜ける主人公の時間の流れは、象徴的手法で一気に加速するが、憂鬱で美しい音楽を伴いながら疾走し素晴しいエンディングを迎える。

私は、このあまりにも劇的な劇物語を観終わって、人間の悲哀や運命の尊厳といったものが、血を流し生きたまま心の中に置いていかれたような気分になり、言葉を失った。その後何回観てもそうなってしまうのである・・・。

結局特別編を購入したが、4話ばら売りに比べ、最後で亡き巴が眠る剣心の背中に包むようにかぶさる名場面での絶妙な間と音楽との調和がくずれていた。またエンディングの実写は、不要と感じた。(アメリカ版だろうか、そちらは風車の画像が出るようだが、そちらならファンタジーの終幕にふさわしいようだ)よって、不満があったため独立4話「十字傷」のみ別途購入した。
5.0 良い ただそれだけ
えー… 何から説明したらいいんでしょうか… 追憶編はあまりに良すぎますからね… ではまず作画について 追憶編の作画は原作ファンの方にとっては違和感があったと思います。ですがキャラ、建物、背景、どれも美しく目を奪われました。この作品は十年ほど前に作られたものですが、最近稀に見る、三流作画のアニメよりよっぽど綺麗です。 (続編?の星霜編ではさらに作画がパワーアップしていて驚きました。Wikiで調べたら背景は何と二千色も使っているらしいです!!)この頃はCG処理のアニメが増えていますが、やはりセル画は美しいなと改めて思い知らされますよ。 次は内容について 基本的な流れは原作と同じですがかなりのアレンジが加えられています。例えば原作に比べ残酷描写が多かったり(心臓が弱い人は注意)巴と剣心が一緒に祭りへいくシーンとか、ラストの新撰組との戦闘シーンとか セリフの改訂等もあります。個人的に正直ここは原作のが良いと思う所もありますが、OVAの方が良いところもあります。長く書きすぎましたね。ここら辺で終わらします。最後に、まだ追憶編を見ていない原作ファンの方、原作を知らない方(過去話なので原作を読んでいなくても内容は把握できます)も一度見てください。 それだけ良い作品なので。こんなグダグダな説明でしたが最後までお付き合い頂きありがとうございます。るろうに剣心 追憶編を宜しく!!

5.0 何年か後にも見ていただきたい作品
原作からアニメ化した作品は往々にして、監督や資金等その他の原因により原作より
劣った物が多い中で、逆にこの作品は原作を昇華した珍しいパターンではないでしょうか?

るろうに剣心完全版やアニメ等を見続けていた人にとっては、作品の中に流れる雰囲気の
違いにとまどったり、混乱することがあるかもしれません。しかし、自分のようにジャンプ
でダイレクトに見ていた世代以上、もしくは見たことがない人にとっては、素直に感銘を
受けると思います。(原作を重視する人が感銘を受けないわけではありませんが。)

特に作中に流れる音楽や言葉を少なくし、各々の人物が見せる所作が心情を伝える描写は
すばらしいと思います。また、少ないながらも発せられる言葉には深みがあり、人物の
心情をより繊細に伝えてきます。

所作によって心情を伝えるため、その受取方はこの作品を見る人それぞれであり、どれも正解で
どれも正解では無いのでしょう。この作品を何回・何年見続けても巴が十字の傷を切ったのは
なぜか・・・。清里への贖罪か、傷跡の封印か等色々な場面について人物の心情を考えます。

また、他の方が記載されているように、エンディングにおける巴が剣心を包むシーンは、死して
なお鞘であり、護り続けるという巴の剣心に対する心情が最も強く表れていると思います。


雰囲気が違うと感じている方や原作を重視される方も数年もしくは十数年後に是非、再度見直して
頂きたい作品です。他のアニメの様に流し見で見た後の感想も無い作品では決して無く、その都度
必ず自分の心情に変化を与える作品だと思います。

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