ばかやろー
長渕の、都会のバカヤロー!!という心の叫びが聞こえてくる
アルバムである(本当に聞こえてきますが)。
と思ってたら本当にその通り歌ってました。
この曲の素晴らしさやそうでないところは他の方が語っていると
思うので拙い意見を述べるのは省略する。彼は、都会のバカヤローって叫んでいる。
彼の都会についての希望と怒りが混じっている気持ちが現れる曲は
他にもある。「ふるさと」もそうかもしれないし、多くの人はそうは
思わないだろうが、
私は「お家に帰ろう」だと思う。
1番で「一攫千金かっさろうと東京めざし、甘くねーやと故郷へ
とんぼ帰り。しょうがねえべと畑耕し ここが一番さと開き直れば
ケツの穴がなぜかむずがゆい」。彼は自分自身を叱咤激励しているのだ!!
長渕のように東京を目指して、「俺もスターに!」とばかり
多くの若者がかつて上京するが、ちょっとうまく行かないと、
あるいはリスクを背負うのに
びびりまくって「一歩前に出られないまま」逃げ帰る人間が
腐るほどいたのだろう。これは私の気持ちだが、
一昔前、「20歳になるまでは何やってもいい!」とか「大学に
居る間は好きにやって、それで目が出なければ就職しよう」と
安全パイばかり渡ってきて「一体何の為に生きているの?」と思わず
問いたくなる人間が大多数だ。
ガキの頃から音楽の教育やら集中して教えてくれる教師もいた
ベートーヴェンですら、目が出たのは20半ばなのだ。
もちろん幼い時期から1日10時間程度は練習していた。彼よりも
非才の我々が、安全なルートを確保しつつ夢を実現するなどというのは
思い上がりだと思う。
長渕が10~20代前半に絶頂期を迎えたなら恐らくこのような名曲は
生まれなかったと思う。そして、とっくの昔に引退してたかもしれない。