難しいことを考えることが好きな人はぜひ。
アニメでこの作品を観てハマった人は是非やっていただきたいゲームです。と言うか、アニメを観た人限定のようなゲームです。で、その内容は
①ネットワークを徘徊して、岩倉玲音の情報を集めること(作業になります)。
②その集めた情報は断片的で、アニメとはまったく違う内容(しかも悲しすぎる結末)。
③集めた情報(映像、会話)を一つにつないで鑑賞する(結構衝撃的なシーンも多い)。
③ある条件をクリアすると、最初に登録した名前でlainが話しかけてくれる(ものすごく機械的に)。
このようにゲームソフトとしておもしろい・おもしろくないという次元を超えた、非常に奇異なものになっており、
・このゲームの中で岩倉玲音はどのように描かれているのか?
・アニメと何が違うのかA?
・「lain」とは一体どういう存在なのか?
といった具合に、思考・想像して楽しむものになっています。
自分の存在について、真剣に考えたことのある方はアニメとあわせてどうぞ。
異色の出来。
そもそもこの作品をゲームと呼んでよいのか疑問なのだが作品としての出来は比類ない稀有な媒体。
アニメ版とは全く違ったアプローチと表現方法で。でレインという少女の本質に迫った衝撃作。初回出荷分がそもそも非常に少ないので手に入れた人は非常に幸運です。私は運良く手に入れてプレイしましたが正直侮ってたので初プレイ後、脱帽しました。このROMの中に入っている色々なシーン、それは断片的な映像だったり音声だったりします。それをプレイヤー自身が紡いで結んでいき自分の物語と話の終末を考える。とにかく深い、深すぎる作品です。知り合いの精神科の医者に貸してプレイさせたら一ヶ月戻ってきませんでした(笑)〔←何気に実話
「非常によく研究してるよ。このゲーム。ちょっと侮っていたよ。」と語った彼の顔からは笑みが消えていた。つまりそれほどの凄まじいクオリティーに満ちた作品だという事です。
精神心理学、哲学、医学、超心理学など作風が完全に人間の内的世界に向いている。
そっち方面が嫌いな方は決してプレイしないように。好きな方はもう極限までやりこむでしょうな。そういう作品。
本作の本質:「虚構と現実の狭間とは何か?」「ハッキリした境界線があるのか」「人間にそれを厳密に定義できるのか?」
かなり深い問題提起を含んだ作品です。
lainファン、その他の内的世界が好きな方は見つけたらレアなので即勝手プレイして下さい。
文句無し★五つ。