色褪せない名盤
hall&oatesが初めて大きな成功を掴んだ名盤。シングルカットされたsala smileは1976年のビルボードで最高位4位、年間チャートで11位を記録、アルバムは最高位が17位ながらも年間チャートでは22位と80年代と遜色の無い記録を残しています。このアルバムからのシングルヒットはsala smileだけですが、アルバム年間チャートが良かったのは、当時でもアルバム自体の出来が良いという世間の評価だったのでしょう。
個人的にもこのアルバムはプライベートアイズ、アバンダントランチョネットに並んで好きな作品です。
80年代の彼らのサウンドは、ヒット性の高いメロディとソウルサウンドが絶妙にミックスされた唯一無二のものですが、このアルバムの収録曲は洗練されたブルーアイドソウルと言った面持ちです。
しかしながら80年代以降のhall&oatesよりもデュオとしてdarylとjohnのパワーバランスが健全な分、ハーモニーやバラエティに富んだ楽曲がとても印象的です。
LPの時代から三回買い替えて聴いていますが、個人的にこのアルバムほど曲を飛ばさず最後まで聴くアルバムはありません。びっくりしたのはこのアルバムに新たに収録されたデモの二曲。演奏を聴くとやはりこの時代に録音したものでしょうけど80年代に通じるようなメロディをすでに創っていたんですね。
売れるわけだ、だって、曲もアレンジもすべてよいもん。
名盤だと思う。
何しろ曲が良い。特にヒットしたSara Smile。シングルにもなったAlone Too LongもShe's Gone系の渋いソウル。
個人的に気に入っているのがIt Doesn't Matter Anymore。この路線を推し進めてI Can't Go For ThatとかOne On Oneになったんだと感じるのは僕だけでしょうか?
追加収録のデモWhat's Important To Meも5年遅かったらシングルリリースだったと思う。他の曲も捨て曲無しで、聴き応えばっちり。
John Oatesの歌唱も良いが、やっぱりDaryl Hallの歌唱は圧倒だと思う。宇多田ヒカルなんかもDaryl Hallの影響が大きいんじゃないかといつも思う。息継ぎとか特に。
Sara Smileの「If you feel like leaving, you know you can go, but why don't you stay until tomorrow.」に痺れた!
悪くない。。。
久しぶりに聞いてみると、なかなか良いもんだと思いました。サラ・スマイル、やっぱり名曲ですね。
全盛時に聞いていたときは、やたらAOR臭くて、音もマイルドで派手さが無い、って感じてましたが、自分も歳をとったせいか、初期のこの作品はなかなかいいな、って最近時々聞いています。発売当時75年ごろは、アメリカ音楽業界は、まだイギリスからのポリスとかクラッシュのようなMTV時代のNewWaveやパンクの侵食を受けていなかった時代で、当時のアメリカ音楽の感覚としては、これでも案外コマーシャルな音作りだたんだと思います。あのホール&オーツの作品というより、むしろ「70年代の無名のアメリカ人バンドで、いいのがあるんだよー」ってノリで聞くのがいいかもしれません。