大穴
時期的にハードロック全盛だったこと、そして彼らのひとつのウリであったクロさが少々薄れたこともあって、各方面から放置状態の今作であるが、評者にはこの低評価が理解できない。 楽曲は相変わらず天井値だし、音は時代を反映してか厚みが増してリッチな印象であるが、彼らの芸をスポイルしているとは思えない。日本の歌手がどこかで参加しているらしいが、これまで数百回このアルバムを聴いた評者にしてその箇所はいまだ見つけられない。たしかにプロモビデオではキッチュなハリウッド映画の雨乞いの踊りのようなアクションを見せる桑田某が写っていたけれども、ミックスの時に彼の声は切られたのではないかとさえ思えるほどである。
特に最後の「Keep on pushin' love」は心温まる名曲・名演で、秋冬にフトコロが寂しくなったり先行き不安で鬱になりかけた時には是非聴いて欲しい。
時代時代の空気とにおいを嗅ぎ分ける天才=ダリルホール
この作品は、時代におまたを広げてしまった時代=マンイーター/プライヴェートアイズ/キッスオンマイリストなどの時期を指す=普通この時期を黄金時代=全盛期と呼んでいるようだ=商業的な成功の側面からいえばまさしくそうだろう。でもそれは確信犯のダリルのこと。計算づくだろう。この作品はだから軌道修正=わきを少ししめるという=おまたを少ししめる=肌の露出を少なめにする。そういう方向性みたいね。
ヒットチャートの常連としての彼等はそのプレッシャーに飽きてきたのではないか???
でこのアルバムはそういうわけで、うらんかなという曲は皆無に等しい。売れなくてはいけないというプレッシャーから解放されたみたいなおおらかなフィーリングが感じ取れる。
3)なんぞはダリルの!ソ!!ロアルバム用に作った曲ではないかと強く疑いたくなる。マジでそう思う。
つまり何がいいたいかっつうう~~とさ、視聴率をいくらあげたって、自分が満足しなくちゃまずいよなってシヴィアに感じはじめたんじゃないのか。
4)でもやはりソロアルバム用に使えるマテリアルだよな~~~。
ん~~~~んこまったな~~。ぶっちゃけちゃうとこのアルバムはばりばりダリルのソロアルバムレベルなんであって=それは黒人のソウルに対して近似値を限り無く求めて行くサウンド志向なのだが。
ホール&オーツであるならばもっとおまたを広げているはず。胸元のVゾーンがあんまり見えないのはやはりダリルのソロ作品なのだ。
だからこの作品が私は好きなのであります。ソロ作品としていつも聴いていますね。
ホ!ー!!ル&オーツのアルバムであるならばもっと下世話でディスコでとなりのオネエさん的なだささがないとね。みんなが期待してるのもそれなはずだ。
つうわけでこのアルバムはかなりソフィスティケーテッドされている白人ソウルが聞けると言う意味で素晴らしいのである。これじゃダリルのソロ作品とおんなじ評価やんけ~~~~~~~~~~~~~~。