おすすめクライム・コメディ
ケイト・ブランシェットのファンなので映画館に観に行った。でもハマったのはビリー・ボブ・ソーントン(笑)いやいや笑わせてくれた。考えるより先に行動する男=ウィリスと考えてばかりで行動に移せない男(しかも心気症)=ソーントン、そして「2人を合わせれば完璧なのに」と両方を愛してしまう退屈した人妻(彼女のダンナも相当なマヌケ)。「銀行頭取の家に前夜に押し入り、翌朝一緒に出勤して金庫の金を頂く」なんて、よく思いついたなあと思う(モデルはあったようだが)。
思わせぶりなプロローグ(ラストのオチをお楽しみに)、男2人の凸凹でまず笑わせておいて、演技達者なブランシェットの登場で三角関係でもほのぼの青春ロードムービー風、そして見事なラストシーンはスッキリ痛快。個人的には、見て損はないと思う。
丁度日テレでやっていたドラマ「ゴールデンボウル」の黒木瞳演じる「ほっとかれ妻」の切ないコメディ演技を見て、この映画のブランシェットを思い出したりもした。2人共何でもこなせる女優である。整った美人なのにコメディやっても面白くしかも崩れない。(ブランシェットとソーントンなら、「狂っちゃいないぜ」もオススメ。)
人死には見たくないけど犯罪ものを愉しみたい、という人にもオススメ。
ファミリー?
ブルース・ウィルスがちょっと太めだが、すっきりと楽しめる映画。登場人物はみんなどこかちぐはぐで、でも、そのキャラクターの壊れ方が絶妙でいとおしい。だからこそ、極めて平和的な銀行強盗を重ねながら、彼らがファミリーになっていく過程は心が温まる。 圧巻のラストシーンまで、たくさんの伏線があるので、じっくり見れば見るほど最後までとめどなく楽しい。おすすめです。