性愛にまつわる情念の世界
この作品ではやはり「男根」が重要なモチーフとなろう。土屋演ずる編集者の男根を誰が破壊したのか結局のところ解らない。本人なのか、沙耶なのか。それとも編集者の母親なのか。いずれにせよ、本作品では肉体的な「性」は精神的「愛」に敵対する形で現れ、その象徴としての男根は怨恨の対象として描かれる。 ちょっとレトロな感覚で楽しく見れた。名高達郎は本当に70年代後半から80年代の味で、高樹沙耶も心に瑕を負った暗さをうまく出している。稚拙な台詞回しもここではプラスに作用している。またこの作品では、雨や水が穢れを浄化する存在として重要な働きをしている。性愛のひとつの表現として面白く見た。
やはり、原作者の伊達一行。
小説家は、たくさんの話を書く人でも、テーマがかぶることが多い。
不能な男が、自分に近い男を使って、愛する女性を愛する。
伊達一行さんのが、別の作品でも、似てる感じの話を書いていたなぁ
と、思い出しつつ、なるほどー、とみましたね。
オープニングから、エッチです。
成人男性向けです。
エンターテイメントです。でも、考えさせるところもあって、伊達一行さんらしいなぁ。
この脚本が、石井隆さんてところも、僕的には、いいな。