『ジャクソン・ブラウン/ネイキッド・ライド・ホーム』
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久々の新譜です。
あのテロ以後に発表された作品であるにもかかわらず、そのにおいが全くしない作品です。ブルース・スプリングスティーンの新作なんかとは大違いです。
もちろんアメリカ社会を風刺したCasino Nationなどという作品もありますが、そんな過激な内容よりも男女間の機微を描いたような作品が目立ちます。ただそれらが以前のようなみずみずしい感性で歌われているわけではなく、簡潔に言葉を選びながら述べられているという感じです。
好き嫌いといった観点の話をすれば好きな部類に入ります。曲自体の出来がそれほど悪くないのと、アコースティック主体のシンプルな音作りに好感が持てます。個人的にはSergio LeoneやDon't You Want To Be Thereといった少し重い目の曲に惹かれます。
ボーナストラックはCasino Nationのリミックスで、そこそこおもしろく聞けます。国内盤の方が訳詞がついている分この新作を味わうにはいいかなと思います。