まさに青春映画
好きなことを仕事にできるほど社会は甘くないことを理解していながら、やっぱり妥協できないリレイナ。
そんな彼女を取り巻くのは、頭が良過ぎて社会に適応できなかったり、真剣な恋に逃げ腰だったり、ゲイであることを親に隠していたりする3人の友達と、彼女の才能に気付いて応援してくれる彼氏。
必死に道を見つけようとするのにうまくいかない。
現状に手一杯な彼女は、本当に自分を理解してくれている相手にも気付かない…彼女が友達の1人に「あなたも負け犬になるわよ」と言い放つシーン。
相手は普段はどんな言葉にもスマートに切り返すのに、
この時ばかりは何の言葉もみつからない。
確かに現実は甘くないけど、変に物分り良く、さっさと現実と自分の折り合いを付けてしまう人よりは
断然好感が持てます。
こういう葛藤をどれくらい経験するかで人生違ってくるはず。
人に自慢できる成功とかなくても、一緒に楽しい時間を過ごせる友達がいれば、
まずまず良い人生だなと思えてきます。
violent femmes
ストーリー自体はありがちな青春ストーリーで、X世代の駄目駄目さが書かれています。私が印象に残っている場面は、バーにバンドのヴォーカルとして出演していたイーサン・ホークが、
喧嘩してしまったウィノナ・ライダーに向かって、Violent FemmesのAdd It Upを歌うところでしょうか。
"Why can't I get just one fuck?" 正直言ってたいしてうまくもないのですが、ひどく衝動的でそこに心が動かされました。
将来が不安だけど恋愛してしまった人へ
「Love comedy in the 90s」まさにその通り!フリーター時代に繰り返し見た。好きな子がいて,でも自分はフリーターで「何かしたい」と迷ってた頃。若い頃って仕事でも人生の選択肢でも「恋愛」のせいで動く所ってある。その辺の滑稽さもうまく描かれていて。登場人物はみんな魅力的だけどそれぞれ癖や悩みを持っているところに身近さがある。自分のやりたいことって何だろう。「23歳までに自分が見つかれば上出来さ」ってセリフがあったけど,まだまだ見つからない自分。・・・なーんてことを考えつつもオシャレに軽妙なセリフとカッコイイ音楽。何度でも繰り返し見られます。この映画がコメディに思えない人は多分恋愛のまっただ中です。