終盤の展開あればこその、大人のコメディ作品
書店がお話の核であるだけに、登場するのは実によく本を読んでいる人々ばかり。凝った台詞回しが多くて、字幕量も相当です。
また「You are what you read.」(読書が人格を作る。)、「When you read a book as a child, it becomes a part of your identity in a way that no other reading in your whole life does.」(人生の中で子供の時の読書が一番血となり肉となる。)といった具合に、読書の喜びや重要性を知っている人が書いていることが良く判るセリフが散りばめられていて、活字中毒の私としてはますますうれしい脚本になっています。 この映画の最も脂の乗った部分は、ジョーが終盤で「tweaking(微調整)」を始めるところだと私は思います。ジョーもキャスリンもお互いに自分の素性をさっさと明かしてしまえば話は早いのにと、若い人はこの終盤部分を見ながらとてもじれったい思いをするのではないでしょうか。この映画を30代前半で最初に劇場で見た私もこの終盤部分はもうすこし展開を刈り込んで手早く料理したほうがすっきりするのではないかなと思ったものです。
ですがこのまわりくどく見える「微調整」こそ、40代のジョーが大人の男としてキャスリンに対してやり遂げるべき仕事なのです。そこにジョーの人間としての誠実さが現れているわけで、いまや40代に達した私にはこの「微調整」の意図するところがとても良くわかるのです。
だからこそこの映画は、大人が見てもじっくりたっぷり楽しむことのできる秀作コメディだと私は思います。
夢は見続けましょ
初めてこの映画を観て“私もMacでメールするぅ”と影響された女性も多いはず。あれから数年、今や電話のピィーヒョロロロォの接続音も懐かしい今日このごろ 変わらないのは夢を見ずにはいられない女心ですよね。DVDで繰返し見てしまうのはキュートなメグ・ライアンの魅力もさることながらディテールまでロマンチックな仕上がりに気を配った監督ノーラ・エフロンのこだわりにあるかも。メグ・ライアン扮するキャサリンの愛読書『高慢と偏見』の表紙⇒BBCドラマ『高慢と偏見』→ため息(幸せの)⇒小説『高慢と偏見』⇒DVD『ブリジットジョーンズの日記』→ダーシーの元妻そしてヒュー様と関係してしまった謎の日本女性は私!?(と思い込み)⇒DVD『トゥーウィークスノーティス』→ルーシーの相棒メリルを見て散々脳味噌に皺を寄せて→やっとキャサリンのかわいいアシスタントではないですか!と気付く⇒再び本作品へ そしてまた何度も見直してしまうのです。
メグ・ライアンのラブコメディは理屈抜き!で面白い、あれこれ理屈つけうんちくうんちく言いながら見ても面白い。
夢は見続けましょ
初めてこの映画を観て“私もMacでメールするぅ”と影響された女性も多いはず。あれから数年、今や電話のピィーヒョロロロォの接続音も懐かしい今日このごろ 変わらないのは夢を見ずにはいられない女心ですよね。DVDで繰返し見てしまうのはキュートなメグ・ライアンの魅力もさることながらディテールまでロマンチックな仕上がりに気を配った監督ノーラ・エフロンのこだわりにあるかも。メグ・ライアン扮するキャサリンの愛読書『高慢と偏見』の表紙⇒BBCドラマ『高慢と偏見』→ため息(幸せの)⇒小説『高慢と偏見』⇒DVD『ブリジットジョーンズの日記』→ダーシーの元妻そしてヒュー様と関係してしまった謎の日本女性は私!?(と思い込み)⇒DVD『トゥーウィークスノーティス』→ルーシーの相棒メリルを見て散々脳味噌に皺を寄せて→やっとキャサリンのかわいいアシスタントではないですか!と気付く⇒再び本作品へ そしてまた何度も見直してしまうのです。
メグ・ライアンのラブコメディは理屈抜き!で面白い、あれこれ理屈つけうんちくうんちく言いながら見ても面白い。