R&BからPOPへ、境界線となった作品
3rd、4thと提供曲によるR&Bを歌い、6thではほぼ本人作詞作曲によるPOPへと移り変わっている平井堅ですが、この5th Life is...はその境界線にあたるアルバムだと思います。提供曲、オリジナル曲がほどよくブレンドされ、またR&Bとポップもほどよくブレンドされています。個人的には6枚中最高傑作だと思います。いいアルバムだと思うのですが、6thは自分的にはポップになりすぎているきらいがあるからです。ファンキーで衝撃的なStrawberry Sexにはじまり、センチメンタルなポップR&B、ex-girlfriend、ヒット曲Ring、ブレイク寸前のAIをフューチャーしたSomebody girl、お茶目なジャズ、世界で一番君が好き?、本人が好きそうな歌謡曲風のメモリーズなど、多彩ながら統一感のあるアルバムに仕上がっています。個人的にお気に入りなのはやはりR&BをつっぱしているCome Back。T.Kuraによるサウンドはすばらしいの一言。Babyfaceがプロデュースを勤めているMissin' you -it will break my heart-は名曲じゃないですか?あの美メロはやはり童顔氏の専売特許。もう一度コラボ希望です。タイトルナンバーLife is...はドラマ主題歌としてカットされました。こちらはピアノのみによるシンプルなナンバーですが、こちらのほうが心に染みてきます。人生とは?という重いテーマを歌っています。
大ヒットした大きな古時計ですが、個人的にはあまり好みではありません。アルバムのラストに収録されていますが、自分の中ではボートラ扱いです。
10周年を記念してベストも発売される彼ですが、次のアルバムはポップすぎないアルバムであることを期待しています。