制限速度でドライブ。
SABU監督作品で、さらに堤さん寺島さん大杉さんが揃っていて、観ないわけにはいきません。
正直、途中でなかだるみ感はありましたが、濃いキャラが次々現れては消えるところはさすがだなあ、と思います。堤さんの寡黙さと落武者(!!)ぶりが最高です。私的には、柴咲さんとのラブストーリーがメインだと勘違いしそうなジャケットや予告編に不満が残ります。
寺島さんが「くそったれ」を連発しながらライブ布教をするシーンは必見です!
同席対面五百生。出会いを大切に
それなりには楽しめました。しかしおしいなぁと思うところも沢山ありました。大杉漣さんと寺島進さんを見たくて見たのですが、大杉さんは流石にうまく、寺島さんの新井定運役は本当に最高でした。「同席対面五百生」いい言葉です。それだけに新井さんが早々にストーリーから外れてしまったのが非常に惜しかったです。一つのおおまかなストーリーにサブストーリーを順番に流していくという手法じたいはよかったのですが、ストーリー自体があまりに無理やりすぎでした。無理やりであっても面白い映画はあります。そういった場合はだいたいラストで溜飲が下がると良い映画だったと思えるのですが、本作のラストは何かおちつきすぎている感じがして正直おもしろくありませんでした。
見ている側の興味!をひきつけるなら主人公の過去をふせ、見ている側になんで彼は安全運転しかしないのか、できないのか、頭痛がしてしまうのかという疑問を投げつけておいて、それが事件に巻き込まれていくなか、交流していく中で見ている側が段々理解していく、という風にしたほうが良かったと思います。初めの数分でラストが丸わかり状態で良い意味でも裏切られないというのは残念でした。意味がないのに意味ありげなシーンには見終わった後少々の不快感が残りました。