どうしようもない悪人
あまりフランス映画を見る機会がなかったのですが・・・いやはや・・・これはオドロキ。最近のあらゆるメディアに登場する悪役は、カッコよかったりどこか感情移入できる余地があるものがほとんどです。あまりにワルすぎると問題になりますしね。しかし、この映画の悪役は「何百人という女性を犯し、道具にしてきた売春王」というどうしようもないゲスです(基本的にカッコイイ悪役…たとえばハリウッド製マフィアとかって殺人、強盗、麻薬はあっても強姦や売春だけはないじゃないですか)。だからこそ観客は気持ち良く警察側はもちろんコソドログループに感情移入できるのでわ。もちろん警察・コソドロのメンツは実にイイ奴ばかりで、みんなしっかり血が通った人間に思える。つまり、これまたヒーローのような完璧人間がいない、みんな何かしらの欠点を持ってる。だが、そこがいい。
銃の音がとにかくリアルっぽい(リアルと言い切らないのは僕が実際に本物聞いた事がないから(笑)。よくあるバンバン、ドンドンではなくパンッといったシャープな音とシューンって金属と玉がぶつかり合う音。それがいやおうナシに緊張感や、ホンモノの銃撃戦をしてるんだと思わせてくれます。また冒頭シーンに多い、銃や重火器のメンテナンスの音も同様。
その他、普通の映画ではなかなか見られない道具が沢山でます。
最新鋭の装甲車(といったら途端にSF臭くなるが、しっかり現実にありそうなタイプ)や一人の警官が趣味で鉄仮面(銃防護のため)をつけてたり、そこらへんに普通のアクション映画にないアイデアが散らばってます。
他の映画で警官側がよく使う催涙弾を、敵が使ったのも強烈だったなぁ。
終盤の銃撃戦は本当にハラハラさせられた。どうしようもない極悪マフィア軍団がじょじょにアリのように大群で押し寄せてきてくる。こっちは、弾薬もチリヂリで負傷者もいる・・・それを各人の知恵と犠牲で凌いで行く。てかやっぱり敵が売春王でこちらには女性二人ってのはハラハラさせる原因だと思う(笑。こんな生々しいのもハリウッドじゃムリだよなぁ。すごいねフランス映画・・・うん。
全編にわかる緊張感が最高。久々におもしろい映画でした。
やっぱりフランス映画好きです
最初は「はぃ?意味わかんねぇー」と思いつつ見てたら気づいたら最後まで見てしまった感じ。ストーリーは「倉庫から盗みを働こうとする泥棒(強盗といった方が適切ですが)達」と「マフィアのボスを走行中、襲われた装甲車に乗った警察官」が同じ倉庫で鉢合わせ。
「泥棒達」まで「ボスを助けようと襲撃した奴等」の攻撃に巻き込まれてしまう・・・。
といった具合。
主役の女性が綺麗なのとおなじみタクシーの主役も出演。
何より倉庫で働くバイオリンと犬が好きなおじさんが、(役柄が)カッコイイです。
ドキドキ・ハラハラですが、フランス映画的要素もたっぷりなので(かなり御勧めなのですが・・・)ハリウッドのアクション映画希望の方には合わないかもしれません・・・。
怖い銃撃戦
「飛び交う12000発の弾丸!」というキャッチコピーに惹かれて観てみたらびっくり。
痛快アクションかと思ったらアクションスリラーだった!
暗視ゴーグルで顔の見えないギャング達が不気味。
中盤から絶望感にあふれた篭城戦が続くので、最後まで緊張しっぱなし。無駄がなさ過ぎる構成で、ド派手な逆転劇がないのがちょっと物足りないが、中々見応えのある作品でした。
画質は、一ヶ所線のようなものが入る所があるが、全体的には高画質。
音質もかなりいいです。