主役二人は良いのだが、どうも盛り上がりに欠ける
夫が突然逮捕され、実は名前も本当の名前でないとわかった。しかし、夫は涙を流し、無実を訴え、本当に愛しているという。ポリグラフを進んで受け、嘘はついていないと証明されたら・・・。
妻クレア役のアシュレー・ジャドは、揺れる女心とタフな弁護士を巧みに演じ、観る者を惹きつける。彼女に協力し一緒に夫の弁護を引き受けたモーガン・フリーマンも、円熟の名演。プロットも巧みで、最後まで飽きさせない。
しかし、どうも盛り上がりに欠ける。その理由の一つ目は、夫役のジム・カヴィーゼルが今ひとつなじみがない俳優のうえ、優男ではなく、かわいそうという感情移入がしくにいから。二つ目は、モーガン・フリーマンがアルコール中毒だという本筋を盛り上げるのに役立つとは思えない余分な設定がされているから。三つ目は、裁判官を除いて敵役のキャラが立っておらず、その分主役二人の好演が空回り気味であるからだと思う。
アクション、謎解き、人間ドラマがある飽きない裁判映画
裁判物なので期待して見た。徐々に明るみに出てくる陰謀。クレアを襲ういくつかの危機。よくなったり、悪くなったりするする被告と弁護団の信頼関係。 アクションあり、謎解きあり、複雑な人間模様ありで、なかなか面白い。一点、難を言うと、この映画の基本設定だ。現在のアメリカで、9人の市民を殺害したということで、事件となり、軍をあげてもみ消しに走るだろうか?適当な論理で、正当化してしまい、事件にならないと思うのだが...