原作への侮辱
リチャード・マシスンの原作は奇抜な設定と見事なドンデン返しが素晴らしい作品だが、この映画は、それが両方ともなくなっている。
これでは、なんのために映画化したのかわからない。
ラストはいかにも人類を代表する役者ヘストンならではであるが、原作と正反対なのが原作のラスト以上に衝撃的だったりする。ただ、映画としては、前半の快調なアクションシーンが音楽ともども素晴らしくて好印象。しかし、後半は、原作との関係を考えなくても少しくボルテージ低くあまりお勧めできません。
最後の男
ビンセント・プライス主演の「Last man on Earth」が
原作のストレートな映画化であったのに対して、本作は
アクションの要素を増やし、希望的なラストも導入。
明らかにチャールトン・ヘストン主演のというマッチョな部分と
メジャースタジオ作品という制約に縛られていると思える。それでも冒頭の廃墟での探索や破滅した文明の残骸の描写などは実にすばらしい。
まもなく公開されるダニー・ボイル監督の「28日後」と
比較してみるのも、おもしろいだろう。
ところで本作をシュワルツェネッガー主演でリメイクするという
プロジェクトは結局どうなってしまったの??