あまり動かないアニメ~アクションでないけどこの生々感は…
おそらくとても基本的なレビューとなります。
任侠、破滅的な若者、テクノライズド…などのキーワードを見て暴力的と思われて間違いないですが、
殴り合う描写、アクションなどはほとんど静止画像と言っていいほど
静かな表現です。わかりやすく言うなら「エヴァンゲリオンが使徒と戦うような」アクションはほとんどありません。そういった描写を期待しているならば裏切られます。
ただ思い切って全8巻を観て欲しいです。今まで観たこと、味わったことのない感覚を味わえます。
クリエイテブな世界の第一線に位置する作品と思います。
テクノライズパーツがクリス・カニンガムの作品を参考にしているかもしれません。そういったところも
この世界の第一線を走っていると思わせるところです。
アクションはないけどこの生々感は…こころに残ります。
加えて、おまけである冊子(人物相関図、世界観、解説など)の作り込みがすばらしいです。
作品内では芸術性、完成度に徹する。そして冊子も充実させる。冊子の内容も、もちろんいいわけ臭くなく、
いいバランスです。ユーザーを大事にした製品づくり…尊敬します。
1話だけではわからないかも?
最近主流になりつつある萌え系(18禁ゲームのアニメ化等)の内容とは180度逆ですので、正直取っ付きは悪いと思います。
(まあ、そういうのしか見ない人はこのアニメには見向きもしないでしょうが。)
ですが、「アニメらしくない・けどアニメでしか見られない」ような作品が好きな方にはぜひ観ていただきたい作品です。
これから観る方はできれば2巻も購入して、そこまで観てご判断を。
(1巻だけ観て「わけわかんねー」と切り捨てられると悲しいものがありますので・・・。)