優しい静寂
ToolのMaynardのサイド・プロジェクト、APCの2nd Albumです。
このアルバムのレコーディングから大幅にメンバー・チェンジが行われ、
PazとTroyの脱退と共に、元Marilyn MansonのJerodieと元Smashing PumpkinsのIhaが加入しました。
(それとほんの一時期ですが、元Nine Inch NailsのDanny Lohnerも参加していたようです)前作では力強く、暖かで叙情性溢れる曲が目立っていましたが、
今回は“静”を強調した美しい曲が多いです(特に前半)。
唄い方もたまにToolを思い浮かべさせられる展開があったり、何か神秘的な空気を感じます。
この時、MaynardはTool再始動の準備に追われ、このアルバムにかける時間はあまり準備出来なかったようで、
Maynard抜きの作業も多かったようですが、まさかその結果がこの音につながるとは思いませんでした。
(自分はMaynard以外のメンバーの経歴を見て、静寂に満ちた曲を書くってイメージはホントに皆無でした)
前半の静けさに満ちた1.2.3.や、何処と無くToolっぽい7.が非常に気に入っていますが、
どの曲もクオリティが高く、綺麗です。
前作と比べると若干マニアックな世界感になったかもしれませんが、アルバム一枚として見ると、
こちらの方が完成度が高い気がします。
個人的には3.The Nooseの終盤、多重録音されたMaynardの声が重なるところが好きです。
静けさの中に響く、悟りの境地に達したようなヴォーカルが神秘的で鳥肌が立ちます。
絶望と癒しの音世界は美しく深い
アメリカから沸き出す知的な美貌が音と結実. 比較的アクティブなバンド、APCの第ニ弾.
発売日(そうとは知らず)に店頭で試聴した。
試聴の有無等は必要なかったしそうするべき
ではなかったのだが、思わず少し聴きたくて
1曲目[THePACKAGe]だけ聴いた.
試聴機の前で独りでニヤニヤとしてしまった.
素晴らしい重度のうねりの中に煌めく打撃音.
超人的なメイナードジェイムスキーナンの声.
居合い抜きの如き音の色彩変化を具現化する
彼らのサウンドワークには正直、目眩がする.
幽玄な楽曲に溢れた傑作。
すんごい!!!
前作をさらに上回る出来に驚愕しつつも、メロディの美しさ、前作に比べてヘヴィさは後退したように感じられるが透明感のある楽曲に思わず拝みたくなってしまう(汗)。前作発表時にはTOOLのメイナードのサイドプロジェクトという捉えられ方をすることが多かった(実際私もTOOLのファンだからという理由で前作を買った)。
しかし!前作に引き続き作詞・作曲(メイナードもクレジット)、プロデュースもこなすリーダーのビリーはもちろん、今作から参加の元Marilyn Mansonのジョーディのベースラインもヘヴィでありながら美しくメンバーの才能すさまじさを感じられずにはいられない!
前作は個々の楽曲の集まりという感じ(もちろん全ての曲がハイレベルな秀作)で、アルバムとしての完成度が不足していたように感じられたが今作はその点においてもすばらしい!映画を見ているような感覚!素晴らしい!