典型的なレコード会社主導のベスト盤
ボーカルのフィルは SUPERJOINT RITUAL、ベースのレックスは CROWBAR、ダレルとヴィニー兄弟は NEW FOUND POWER と、メンバーがそれぞれのニュープロジェクトで活動しており、事実上解散(?)となった PANTERA のベスト盤だが、数曲のアルバム未収録曲を除いては歴代の各アルバムのプロモーション用に使われた曲が順番に入っているだけであり、"Fucking Hostile" も "Suicide Note Pt. 2" も入っていないのでコアなファンには物足りない。90年代に「Cowboys from Hell」で鮮烈に登場し、「Vulgar Display of Power」 で新たなヘヴィミュージックの流れを作って腐るほどのフォロワーを産み、自身は 「Far Beyond Driven」 でその音楽性を深化・完成させたほどのバンドであるのに、このやる気のない選曲やアートワーク、歴代のアルバムタイトルをもじっただけのタイトルの "ベスト盤" はアメリカでは発売 1週目で 3万枚弱しか売れなかった。
もはや時代が求める音ではないのかもしれないが、PANTERA には 「Official Live: 101 Proof」 というベスト選曲のライブ盤があるので、初心者にはそちらを薦めたい。ちなみに、このライブ盤から "Where You Come From" が収録されており、これはライブ版のおまけとして収録されたスタジオレコーディング物なので、当然ベストに収録されているものもライブバージョンではなくスタジオテイクである。
アメリカ盤に付いてくる DVD は リージョンフリーなので、日本のプレイヤーでも再生できる。
レコード会社主導のベスト盤の典型的な例
ボーカルのフィルは SUPERJOINT RITUAL、ベースのレックスは CROWBAR、ダレルとヴィニー兄弟は NEW FOUND POWER と、メンバーがそれぞれのニュープロジェクトで活動しており、事実上解散(?)となった PANTERA のベスト盤だが、数曲のアルバム未収録曲を除いては歴代の各アルバムのプロモーション用に使われた曲が順番に入っているだけであり、"Fucking Hostile" も "Suicide Note Pt.2" も入っていないのでコアなファンには物足りない。90年代に「Cowboys from Hell」で鮮烈に登場し、「Vulgar Display of Power」 で新たなヘヴィミュージックの流れを作って腐るほどのフォロワーを産み、自身は 「Far Beyond Driven」 でその音楽性を深化・完成させたほどのバンドであるのに、このやる気のない選曲やアートワーク、歴代のアルバムタイトルをもじっただけのタイトルの "ベスト盤" はアメリカでは発売 1週目で 3万枚弱しか売れなかった。
もはや時代が求める音ではないのかもしれないが、PANTERA には 「Official Live: 101 Proof」 というベスト選曲のライブ盤があるので、初心者にはそちらを薦めたい。ちなみに、このライブ盤から "Where You Come From" が収録されており、これはライブ版のおまけとして収録されたスタジオレコーディング物なので、当然ベストに収録されているものもライブバージョンではなくスタジオテイクである。
アメリカ盤に付いてくる DVD は リージョンフリーなので、日本のプレイヤーでも再生できる。
この選曲って・・・
PANTERAのベスト・アルバム。にしては、本当にこれでいいのかなぁ。あくまで個人的な意見ですが、たとえばアルバム”VULGAR DISPLAY OF POWER"だったら2曲目の"A NEW LEVEL"。アルバム”FOR BEYOND DRIVEN"は1曲目の"STRENGTH BEYOND STRENGTH"、アルバム”THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL"はタイトル曲とか2曲目”WAR NERVE"、5曲目”13 STEPS TO NOWHERE"、9曲目”FLOODS"とかもかなり好きなんですが。ギターの"DIMEBAG DARRELL"の素晴らしいプレイが省かれてしまっているのは残念です。”FLOODS"のギターソロは感情豊かな”ゲイリー・ムーア”のギターソロにも十分対抗できるくらいの出来なのに。はじめて”PANTERA"を聞く人にとっての入門盤として扱うには、この選曲は少し疑問が残ります。まだまだいい曲はたくさんあるバンドなんですから!