今もなお、クイーンを見れる幸せ。
グレイテスト1のほうは、古いファンにとってはお馴染みの曲満載で、文句なしに楽しめたのですが、2を見てみて、改めてファンになり直したという気持ちです。映像作りに時間をお金をかけて作ってる、という感じでどのビデオも楽しめます。賛否両論のブレイクフリーですが、個人的には大好き。詩の内容も今を変えたいんだ!という心の叫びが伝わってきます。映像自体は内容とは関係ないのですが。女装よりもバレエのほうがぶっとびます。
クイーンは後期になると詩の内容が深くなってると感じます。前期はファンタジックな内容のものが結構あってそれはそれで、その頃のルックスに合っていたのですが、グレイテスト2の頃の詩はメンバーの人間としての厚みが加わってきて、詩ひとつひとつの内容が心揺さぶられます。今の技術をもってしたら、もっとすばらしいものができるだろうな。そう思うと本当に残念。でも映像として残っているクイーンを見ることのできる現代に生きる幸せを味わうことができてよかった!!
フレディーのインタビューはファン必見!
「Video Hits 2」は、「ホット・スペース」から「ミラクル」までの4アルバムの中から、各数曲のPVを順不同に収録。単純に映像と音楽に酔えた「Video Hits 1」に比べ、VH2では、「ミラクル」以降、体力的に精彩が失われていくフレディーに、否応なく遭遇させられます。例えば1984年発表のI want to break free (女装で物議を醸したPV:フレディーの茶目っ気全開!)の後に、1989年のBreakthruの映像が続くと、やはり諸行無常の感を否めません。従って見る側も覚悟が必要。本来、各人の自由なイマジネーションで楽しめる音楽に、限定された映像がつきまとってしまうのは・・・との思いも強まります。ただし、ディスク2のフレディーのインタビューはファン必見!彼のインタビュー映像としては最も長い記録とのこと。1984年の収録で、気力・体力とも絶好調と見受けられる生フレディーの生トークを聞くことができます=「音楽は、僕の人生」「でも最も大切なのは、自分がハッピーでいるということ」「聞いてくれる人がいる限り、歌い続けるよ」「(自分の曲が聴いてもらえなくなったら)それをバックにストリップでもするさ」。そう語っていた彼が、いつも自分の肉体を誇示するかのようにショーアップしていた彼が、「ミラクル」以降のPVでは肌の露出を避けるような出で立ちで登場することに心が痛みます。でもクイーンというバンドを検証する上では、絶対はずせない映像と思います。