予想以上の画質に感動!
LDを持っているから、要らないかなぁ~と思いつつ
A/B面が無いDVDの方がより東京パフォーマンスドールの
ノンストップライブが楽しめると軽い気持ちで購入しました。
ところが10年前のライブとは思えない高画質に驚いてしまいました。
画面全体ノイズがほとんど無く、LDと比べると薄いベールが剥がれたようにライト照明の明暗がクッキリして、メンバーの表情もしっかり見る事ができます。
あとビットレートも高めに設定されており、DVD特有のブロックノイズが
気になる事はほとんどありませんでした。
音質の方は、LDより観客の声援が程良く抑えられており、
メンバーの歌声が聞き取りやすくなっています。
多少低音不足を感じさせる所もありますが、その辺は再生機側で充分カバー
できました。
低価格でありながら東京パフォーマンスドールのライブLDを既に
持っている方でも高画質・高音質でかなり楽しめる1本だと思います。
なお第一部と第二部で2枚組ディスク仕様となっています。
非日常への扉
のちのSPEEDや現在のモーニング娘。といったグループの雛型として語られることの多い彼女たちだが(実際、少なからず影響を与えている)、そうした先入観を持ち、比較する目的でこの映像を鑑賞しても、あまり意味はない。それより、優れたエンターテインメントだけが持ち得る、観る者をたちどころにして非日常の時間・空間へといざなう魔法のようなその力を、存分に堪能してもらいたい。サーカスの装置かと見まごうような、アリーナ部分を贅沢に使った変形ステージの上で展開される、群舞を中心としたダイナミックな演出。質量ともに豊富な照明および音響機材も見もの。一切のMCを廃し、ノンストップで突き進む特異なライヴ形式は当時、ジェットコースターにも喩えられたが、その通り、ここにあるのは歌とダンスによるアミューズメントパークなのだ。 安定した歌唱と温かみのあるルックスでチームをまとめるリーダーの木原さとみ。透明感に満ち、卓越したヴォーカルで聴衆を酔わせる米光美保。篠原涼子は天性の艶と華で舞台を彩り、彼女と対を成す川村知砂は、中性的な魅力と切れ味鋭いダンスで女性ファンのハートを掴む。アイドルナンバーワンの穴井夕子、クールなセンスと茶目っ気が身上の市井由理、メンバー最年少で、その若さがそのまま最大の武器である八木田麻衣らが、舞台にアクセントをつけていく。そのバランスの妙は、曰く言い難い。どんなタイプの人が見ても、自然と自分なりのお気に入りを見つけられる仕組み(?)になっている。個人的な思い入れもあるが、チーム力だけで見れば、歴代のグループアイドルの中でも最高峰に位置するのではないだろうか。
彼女たちのキャリアの到達点とも言うべきライヴの、貴重な記録。全36曲のナンバーを〝体感〟した後、日常の風景が以前と少し違ったものとして目に映っていたなら、それでいい。そして、それで十分なのである。