当時の関係者が語る“ウルトラ誕生秘話”
これまで『ウルトラQ』『ウルトラマン』の制作裏話やメイキングなどの
ビハインドものは、多くの研究書籍で公開されてきたが、
このDVDは当事者本人がカメラの前で取材に答えている。
そこに価値があり意義がある企画だろう。
ライターや編集者の手を解さない――つまりは曲解も誇張もされない、当時のエピソードがひとつひとつ丁寧かつ緻密な構成の中で明かされて行く。
制作スタッフ側も、当時のウルトラシリーズに関わった人々が
再結集しているのが嬉しいところ。
インタビューには30名を超える関係者が名を連ねている。
同梱特典の本「ウルトラ解体新書」(96ページ・オールカラー)も
DVD本篇のフォローを果たす副読本としては勿論、
30年以上前の貴重な写真類が掲載されており、資料的価値が高い。
初期ウルトラシリーズのファンならば一見の価値があるDVDと言える。
なおパッケージには収録時間が173分と明記されているが、
これは映像特典類も含めたランニング・タイム。
ドキュメンタリーとしての『ウルトラの揺り籠』自体は127分だ。