ようこそ amazlet.com へ! amazlet.com は Amazon.co.jp と連動したショッピング・サイトです。Amazon.co.jp だから安心・安全。 気に入った商品は ワンクリックで Amazon.co.jp のカートに追加することができます。
泣きゲーの名作。本作のシナリオは短い。それでもプレイ後の充実感は言葉に し尽くせない。いずれのシナリオも心の琴線に触れる秀逸なもので、静かな 感動が包んでくれます。是非プレイをお勧めします。 この物語の軸は、遥彼方という少年の生き様。余命幾許もない彼が、最後まで 選んだ自分の在り方とその苦悩。不器用にその想いを通す彼が、かけがえのない 人々に『何か』を残していく。メインヒロインは吸血鬼クリス。永遠を生きる 彼女は、死を控えた彼方と対極の存在でありながら、故に同じ苦悩を持つ。 クリス自身のシナリオだけでなく、他のヒロインにおいても、クリスは彼方の 苦悩を真に分かち合えるからこそ、包み、励まし、特に叱ってくれる。この二人 の過ごす数日間を通して、我々は大切なことに気づくのだ。人と触れ合う温もり、 幸せの意味、生きるということ・・・ 本シナリオの妙は、決して雄弁に過ぎないこと。プレイヤーのイマジネーション の余地を十二分に残すことによって、逆に物語に一層の深みを与えている。彼方 は間違いなく桜を見ることはない。だが各ヒロインのエンディングはクリスマス 前後のエピソードで終わる。テキストもそうだ。 ヒロインの台詞『・・・(聞き取れない)』に対し彼方『ああ、僕もそうだよ』等。 だからプレイヤーはその後の彼方とヒロインの日々に想いを馳せ、切なくも美しい 余韻に包まれるし、語られない台詞からは魂の響きを確かに感じ、我知らず涙する のだろう。
シナリオ、絵、音楽共に非常にやわらかく気持ちよくプレイできる。ストーリーは長すぎず、しかし内容は詰まっていて理想的なゲームだと思います。OPとEDも秀逸。