ニコラス・ケイジ好きなら。
密室空間でのサスペンス。ハイテクビルや宇宙船、
交通手段を断たれた別荘等々
密室サスペンスの舞台には
沢山の密室のバリエーションがありますが
この映画では何と長官狙撃事件の捜査のために
一万四千人の観客がいるボクシングの試合会場が
閉鎖され密室状態になる、というアイデアがすごい。
パニックと化し閉鎖された会場で
ニコラス・ケイジ扮する刑事は、
長官暗殺に関わる謎の女性と犯人を追跡する内に
親友の陰謀を知り、窮地に立たされます。
だらしなくて、不誠実そうな駄目刑事の
ニコラスが、事件の全貌を知り、
犯人と駆け引きをする内に、
徐々に正義に目覚め
変化してゆくのが人間的です。
最初から正義感を振りかざす
ヒーロー像と異なり好印象。
ただ、クライマックスの犯人との対決が、
前半の緊張感に比べると
やや緊迫感に欠けていて、拍子抜けでした。
ボクシングや賭博、陰謀、
友情と正義と金の間で葛藤する主人公
というモチーフは全て男くさく
女性としては、共感出来る部分や
楽しめる点が一切無いのが残念。
でもニコラス・ケイジのファンなら
彼の個性的な演技を楽しめるかも。
全体的に矛盾や突っ込み所も満載なのに、
勢いがある分、細かい事は無視できる、
そんな映画でした。
演技派
ニコラス・ケイジ扮する、汚職警官が元同期のゲイリー・シーニズ扮するエリートエージェントの犯した、国家的犯罪を偶然に発見してしまう
ニコラス・ケイジはどんな役でも、こなせる演技派、質の高い作品には
低いギャラでも、出演するが、今回のような娯楽映画には、高いギャラ
で交渉するようです。最後ヒーローになるが、スキャンダルがばれ落ち目に成るとこが面白い
スネーク・アイズとはゾロ目のことです。