ミレッジヴィルは実在する
多くの女性ファンを惹き付けるのがブティックで豪快にショッピングし、ついでにお高いマヌカンをやっつけたり、エスカルゴを飛ばしてしまうシーンのようですが、男の側からもっとも興味深く思うのは冒頭の30分、特に意外性の塊のような少女にちかい女にエドワードがあっという間に魅せられてゆくロータス車内の会話からブロンドが実はかつらだったことを見つけるまでの主役二人の演技と演出は最高に楽しいとおもいます、特にフロスを使うことに驚くシーンこそエドワードがビビアンに恋心にちかい感情がわく特別な場面であり、"Watching?(見てるの?)""Going!(いくよ)"という韻をふんだ二人のとぼけた会話とともに恋愛映画であまり感情移入することはない評者個人としては珍しく主人公自信の気持ちがよく分かり永遠の名場面になっています、
ロータス内での会話からビビアンはジョージア州ミレッジビルの出身であると明らかにされます、架空の町かと思っていましたが調べたみたら実在しています、アトランタ市の南東に約100km、アメリカン・ロックに興味の有る人には馴染み深いメーコン市からは北東に約30km、アメリカ南部の情緒を湛えたそこそこに由緒のある地方の中核都市のようです、するとビビアンはまさに「南部の女」としてキャラクター設定されているわけで、若気の至りで都会で道をちょっと踏み外してしまったサザン・ウーマンの更正物語ということもアメリカ人には自明のことなのかもしれません、