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アララトの聖母の商品レビュー 啓蒙的作品ではあるが
劇中の台詞によると、ヒトラーはユダヤ人殲滅計画を策定する際「誰がアルメニア人虐殺を憶えている?」と言ったらしいが、実際当時も今も知る人はごくわずかである第一次大戦下での青年トルコ党政権によるアルメニア人虐殺を伝える映画。その啓蒙的価値は評価するが、肝心のアルメニア人虐殺・死の行進が劇中劇の形で断続的にしか描かれておらず、劇中頻繁にその映画(劇中劇)を撮影する主人公一家の確執というか家族問題が挟まれる。正直これって必要だったのだろうか?率直に言うと作中の家族の問題などアルメニア人虐殺のシーンに比べればほとんど興味を惹かれないし、シーンが劇中劇から劇へ、劇から劇中劇へと二転三転する分いまいち構成にまとまりがないし、観てる方も疲れる。素直にアルメニア人虐殺という歴史的事実(トルコ政府は否定しているが)を描いただけの作品にした方がすっきりしたのではないだろうか。 「アルメニア人虐殺」を告発した怒りの映画。
アララトはトルコ、イラン、ロシアに接している地方。巨大国によりアルメニア人争奪戦の渦中にほうりこまれていた。アララト山はアルメニア人にとって民族を象徴する聖山である。 努力賞
一般に劇中劇というのは演出が難しいのですが、うまくこなしています。これは十分評価できるでしょう。テンポも悪くはないですし、つなぎのタイミングもいいのではないでしょうか。ただし、主人公に対するモチベーションをもうひとつうまく演出しきっていない、という印象もあります。いろいろと伏線も引いているようですが、いまひとつ?感があるのは否めません。が、まぁジェノサイドものは、そもそも脚本も含めて、つくりが難しいと思われますが、劇中劇という道具立てで、描ききったのは、なかなかではないかと思います。★はよっつでは若干おおいかな?とは思いますが。こんなもんで。 詰め込み過ぎ。
私の感想ですが、詰め込み過ぎだな~と感じました。観るのにかなり体力、精神力がいる映画です。複数の話を同時並行で観ているので、途中から話が分からなくなりそうです。現在から過去へ、過去から現在へ。この映画の中でも映画制作が行われていて、映画の俳優さんやスタッフの個人の嗜好や生活、それぞれの主観も入り混じるので、観ていてきついな~と思いました。それと主人公の若い男性が自分の父親を理解するためと自分のルーツを知るため、トルコ東部のアララト山がある地域を旅するのですが、その旅で知り合った人間から頼まれて荷物を運ぶ設定は、少し無理があるような気がします。その部分がかなり私は不自然に感じました。それと物事を客観的に冷静に見るためには、ある程度の距離感は大切だと思うのですが、距離感(時間の感覚等も含む)を多く置いたため、スクリーンや奥行きが広くなった分、詰め込み過ぎな印象を強く受けます。 映画中映画が有効に採用されている。
映画中映画を初めて観た。映画中映画を採用することにより、アルメニア人大量虐殺の犠牲となった世代の人々の気持ちだけでなく、その1世代、2世代後(現在に近い)の子孫達の哀しみも知ることができる。 DVDの最新売り上げランキング - トップ10
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