ひどいデキやね
こんなにくだらない映画はひさびさに観ました。
自分勝手で行動が軽率な登場人物達、犯人の動機の説得力の無さ、
だいたい読めてしまう展開、ありえない判断と行動、
登場人物に誰一人として魅力的なキャラもいないし・・・ストーリー、展開、キャラクター、どれをとっても最悪
テレビでやってる2時間サスペンスドラマ、あれが好きな人は観てもいいんじゃないですか?そんな感じです。
少々物足りないけど。
原題はThe Card Player で、邦題から想像するような
インターネットを使った事件というよりは、カードゲームの
ポーカーが核となる物語となっています。ダリオ・アルジェントらしく、残忍な事件が起こり、
暗い過去を持つ女刑事が主役で、
不遇な身の上の刑事と事件を追っていき、
思ってもいなかった人が犯人というストーリー。
クライマックスは唖然としてしまうかもしれませんが、
やっぱりダリオ・アルジェント。
彼の映画が好きで、彼の映像に現れるしかけ、展開が
読めても思ったとおりに進んでいく話が癖になっている
人ははやり観ておくことをお勧めします。
普通のサスペンスとして
ダリオ・アルジェントとしてではなく、普通のサスペンスとしてみれば、標準的な作品。
ただ、クラウディア・シモネッティの音楽は相変わらず最高。技巧を凝らしながらもシンプルでキャッチーで、こ・わ・い。サラウンドで音楽が鳴ってるので、雰囲気もばっちり。特にエンドロール。ただ、気になったのが「ダリオ・アルジェント最高傑作」との宣伝文句。惹句に惑わされてしまってその映画を見損なうことはよくあることで、真に受ける方が悪いんだろうけど、これはあんまりだ。そんなにプッシュするのなら、片面一層(画質悪い)はまずかったんじゃないかと思う。
音質はなかなか。ローマの町中の吹き抜ける風が心地よい。