聴きなれたこの曲が、とても新鮮な響きで蘇ってきます。音楽に国境はありません。
癒しブームです。グッズも沢山ありますが、音楽にも「ヒーリング・ミュージック」というジャンルが生まれています。音楽そのものが、本来「癒し」の要素を沢山含んでいる訳ですが、とりわけ、その要素の強い音楽があります。これはスーザン・オズボーンのベスト・コレクション・アルバムです。
彼女の歌声に包まれていると、穏やかな感情が身体中に広がってゆくのが分かります。アメリカ人のスーザン・オズボーンですが、国の違いを超えて、生きている喜びを感じさせてくれます。
アルバム・タイトルの新井満作曲の「千の風になって」の英語ヴァージョンが一番印象に残りました。悲しい状況を歌っている英詩も新井満さんの訳詞も、その両方が心に響き、とても心の奥深い所にある感情に訴えかけるようでした。そしてそれを情感たっぷりに歌うスーザン・オズボーン。「癒し」という簡単なフレーズで評価することのできない感動を彼女の歌声から得ました。
英語による日本の歌っていうのも新しい感性を呼び起こしてくれます。
「赤とんぼ」を聴いていると、懐かしい日本の景色が美しく広がっていきます。童謡の良さを彼女の歌声によって再認識させられました。それはラストの「浜辺の歌」も同じで、聴きなれたこの曲が、とても新鮮な響きで蘇ってきます。ジーンときます。音楽に国境はありません。
ドリーム・メドレーとして、ディズニーの有名な「白雪姫」、「シンデレラ」、「眠れる森の美女」から、それぞれ主題歌が歌われます。同じような雰囲気の曲で、とても上品なアレンジで、お休みの前に聴かれると健やかな眠りにつけそうです。1日の疲れをとってくれるような彼女の歌声。やはり「ヒーリング・ミュージック」の女王ですね。