新鮮な演技力
サラ・ミシェル・ゲラー、リース・ウィザースプーン、ライアン・フィリップ、そしてセルマ・ブレアといった、豪華キャストの出演になっています。
余談ですが、この映画を通してリースとライアンは結婚に至ったし、その後のリースの出世作キューティー・ブロンドでは主役のリースが、ライバル役にセルマを抜擢するなどと、公私共にそれぞれの共演者たちにとって意味のある映画になっているようです。さて、映画はサラ・ミシェル・ゲラーを中心に、心理的な駆け引きがどんどん展開されていきます。
それぞれの思惑が交錯し、サラの思い通りに展開していきますが、しかし「人を真剣に愛する」ということだけは思い通りになりません。
そしてそれがサラにとっての誤算とも言えるポイントになっていきます。
この映画の中で、サラが小悪魔的存在なら、リースが純真な天使という正反対の役を演じ、そして世間知らずなお嬢様役でのセルマという脇役ががっちりと作品を支えています。
ストーリー的にはものすごく完成度の高い物とは言い難いと感じるので、星は四つですが、それほど有名ではなかった頃の彼らの新鮮な演技力に高い評価をしたいと思います。
ぜひ見てみてください。
豪華共演
ド・ラクロア原作「危険な関係」のリメイクです。
自分的にはエンディングが少々納得いかないです。
リースがサラの悪行を暴露するため、フィリップの形見の日記帳をコピーして全校生に配って回るのですが、
そこには、フィリップが関係を持った女のコたちがもれなくリストされているわけで、当然、リースとフィリップのアフェアも事細かに記されているのです。
サラ以外の、被害者である女の子たちのことまで暴露していいのか!?
サラは麻薬常習で逮捕され生徒会長の地位を失う、というストーリーを作りたいのはわかるのですが、
無理がありますね。
「危険な関係」ではユマ・サーマンが脱いでましたが、ここでは誰も脱ぎません。
ただし、サラ、ブレア、リースとも、それぞれきわどいシーンがありますので、お楽しみです。