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世界の中心で、愛をさけぶ DVD-BOXの解説小説は大ベストセラー、映画も大ヒットを記録した同名作品のTVドラマ版。一組の高校生カップルによって育まれた一途な純愛模様と、恋人の死をプレイ、リバースと悔恨することだけに費やしたその後の17年間を経てもなお、閉ざされ続けたままの主人公の思いとが交錯する形でこのラブストーリーは物語られていく。冒頭、荒涼とした赤土の絶壁に制服姿のサク(山田孝之)がたたずむ場面から圧巻。2004年、大学の病理研究室で働く朔太郎(緒形直人)は、高校時代の恩師である谷田部(松下由樹)から母校が取り壊されるとの手紙をもらう。思い起こされるサクと亜紀(綾瀬はるか)が眩しいほどに惹かれあった1987年の日々。 世界の中心で、愛をさけぶ DVD-BOXの商品レビュー どこまでもストレート
野暮ったさも伏線もない真っすぐな話で泣けない人はいないはず。 テレビドラマ史上最高傑作…自分が選ぶ歴代ドラマランキング第1位作品!
断言します!自分が選ぶ歴代ドラマランキング第1位の作品です! 陳腐になりえる主題でここまでの説得力と緊迫感、喪失感を生んだ演出と演技は凄い
“初恋の相手が急性白血病になり死ぬドラマ”――聞けば非常に陳腐である。ベタ過ぎである。私も「どうせ見れば泣けるだろうけど、今更そんなものを見ても……」と思って長年このドラマを無視していた。教訓めいた話やセリフも予想され、臭いんだろうなぁ、と思っていたのだ。しかし、第一話からそうした偏見は突き崩され始める。脚本や演出が天才的にうまいのだ。これだけ陳腐になりがちなテーマで、よくぞここまでのリアリティと説得力、胸にぐっとくるセリフ回しや絵を作れるものだ、という感心と感動は、物語の回を追うごとに、強まっていく(制作期間は短く、進行は過酷だったそうだが、おそらく、小説や映画を超えたいというスタッフの意識が、非常に高いレベルで作品に結晶しているのだ)。非常に緊密で繊細なシナリオだ。恋の悩みや失恋の悩みは、他人の話としては非常にありふれていて、どれも陳腐ですらある。そう、それが他人の話であるなら――しかし、それが自分の話となると様相は異なってくる。恋の悩みや失恋の苦しみは、いくら知識で教わって知ったかぶりをしていても乗り越えられないのであって、自分の体験として誰もが苦しみ、自力で乗り越えねばならない類の人生の普遍的課題である。このドラマは、確かに、恋をし、その恋人を失う痛みを、我がことのように切実に感じせるのに成功した希有なドラマだと思う。最後まで隙も無駄もない脚本、演出、美しい映像、そして演技に、拍手を送りたい。生涯見た中で5指に入る映像作品はこれだと断言できる傑作。そして勿論、この作品を傑作たらしめたのは俳優陣の演技の説得力に負うところも大である(個人的には二人のサク君がやや微妙だが)。特に男性は、無条件に愛してくれる、初々しくも美しい綾瀬はるかさんに、青春時代――まだ女性に強い憧れを抱いていた頃の気持ちを呼び覚まされるだろう。723名が参加したヒロインオーディションではがくがく震えていて、声も出ず、採点的には最低だったという綾瀬さんを、それでも起用したプロデューサの慧眼には恐れ入るばかりだ。透明感のある彼女の演技と笑顔なしに、この作品は成立しえなかっただろうから……サクが17年間見続けたであろう夢の中を描いたラストシーンは、視聴者にとっても、自らの切実な喪失感として、長く記憶に焼き付くはずだ。なお2009年に再販されるDVD-BOXと中身は同一だそうである。 星10!全身全霊の作品
これ星5どころの作品ではございません。 今更ながら、泣きました。
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