例え何といわれようと私のBEST1
私が★5つつける映画の基準はきわめて単純で、繰り返しの視聴に耐えられる作品である、ということだけです。1984年の劇場公開以来、劇場、TV放映、レンタルビデオ、DVDと繰り返し観てきました。多分30回以上は観ていると思います。
物語としてはシンプルです。生まれ故郷で凱旋コンサートを開いた歌姫が暴走族にさらわれ、彼女を救うためかつての恋人だった男、今は軍隊をやめ風来坊をやっている主人公トム・コーディが呼ばれ彼女を救い出す、そしてまだお互いを愛していることに気付くけれども、やはり互いの道をいく、という映画です。単純にいえば。濡れたアスファルト、雨の中のキス、ストリートギャング、モーターサイクル、カスタムカー、そしてRock’nRoll・・・。
本当は愛し合っていたのに「歌手になる」という彼女の夢のために別れてしまった二人、そして歌を止めてもいいと再び求愛する歌姫エレンに対し、最後のトムの科白「歌はお前の夢だ。だが俺にはお前の鞄持ちは出来ねえ。ただ・・・また俺の助けが必要になることがあったら・・・すぐ来る」とだけいって去っていく姿がしびれる程格好よい!(その頃つきあってた彼女には、あなたが格好いいという役は全部去っていく役じゃないの、といわれたけど)
また全編通して流れる様々なオリジナルナンバーも心底格好よいです。特にラストに流れる曲は鳥肌モノ。(邦題が「今夜は青春」というのが少し痛いですが)脇役も粒揃い(個人的にマッコイ役好き)で、絶対に後悔はさせません!20年近くたっても色あせない洒落た映画です。ちなみに漫画家の上條淳士さんもこの映画気に入ってたらしく、当時の作品に数箇所オマージュが見受けられます。(スプレーフォンのシーンとライブのシーン)