必聴!鳥肌もののライブ・アルバム
グラスゴー出身の5人組ポストロックバンド、Mogwai。
95年の結成以来初となるライブ・アルバム。
1997年から2003年まで英国のラジオ局BBCで行った
セッション・ライヴの模様を収録。
1stから2曲、2ndから2曲、3rdから1曲、4thから2曲、
シングル・コレクションから2曲、EPから1曲の全10曲67分。
これまでの活動を総括するような作品である。驚くのは、よく知っている曲であるのに
変化していることだ。
彼らによって生み出された楽曲たちが
まるで生き物のように進化している。
彼らの飽くなきギター・ミュージックへの愛情、
真摯な追求の姿勢が、楽曲の進化をもたらしているのだろうか。
メロウな曲はよりメロウに、
ヘヴィな曲はより狂気を帯び
心のひだに容赦なく侵入してくる。
そして、揺り動かされる。
これまでのスタジオ・アルバムすべてを持っている人にも
自信をもっておすすめできる。
このライブ・アルバムは必聴だ。
力強く
「”Lady's and Gentlemen、、、、、MOGWAI!”」
昨年11月に逝去したJohn Peelのナレーションにより導入される本作は、
氏の名物番組「John Peel Session」及びSteve Lamacqの
「Evening Session」において流された音源をコンパイルした、
Mogwai初のライブ盤である。新旧織り交ぜて配置された10曲/66分。
柔らかな光を放つトラックは一層その眩さを増し、
ノイズ吹き荒ぶ曲群はその凶暴性を臆すことなく剥き出しにする。
「一度ライブテイクを聴いてしまったらオリジナルはもう聴けない」、
そんな乱暴な感想を述べたくなるほどに彼らのライブは美しく、
そして凄みがある。
これだけ美しい轟音を叩き出すことができるバンドを、
私は他にほとんど知らない。素晴らしい作品。