ローファイ・カルト!
ローファイ・サウンドの神として
インディーズ・シーンでカルト的な人気を誇った
ペイヴメントの名作2nd(94年作)
『Crooked Rain, Crooked Rain』10周年記念盤。
もちろんリマスター。オリジナル・アルバム+お蔵入りレア・トラック+
レア・ライブ音源+ギャリー・ヤング在籍時音源の2枚組。
スティーヴン・マルクマスのよれたヴォーカル、
スコット・カンバーグの歪んだノイズ・ギターを
中心とする独特のローファイ・サウンドは
不思議な空気感を持ち、中毒性のある魅力がある。
グランジ以降の“脱力ロック”を代表する
彼らのヘロヘロな演奏には
ヴェルヴェッツ以来のニューヨーク・ロックの流れや
ジャズ・現代音楽の要素が融け、
ロックの醍醐味が詰まっている。
「クルーキッド・レイン」は、
他のバンドへの批判や「ロック」への決別を歌い
各方面で賛否両論の嵐を巻き起こした大問題作。
商業性に毒されたバンドや業界への憤り、
と同時にロックへの強烈な愛情を感じる。
彼らにとっては、
たかがロック、されどロックなのだろう。
表現手段としてのロックを
彼らは間違いなく、愛している。
まだ彼らに触れたことがなければ、
今作は格好の入門編になると思う。
Good night to the Rock'n Roll era ~♪
あのJonny Greenwoodもマイ・フェイバリットとして挙げていた94年発表のオルタナロックの一つの金字塔、Crooked Rain Crooked Rainがこの度発売10周年という事でリマスター、大量のボーナストラックを伴って再発される。当世ロック批評的な強烈な歌詞が物議を醸した作品なので、(多分)歌詞和訳付きの日本盤の発売はヒアリング出来ない自分としては嬉しい限りです。まあどうせ歌詞読んでも大半は意味分かんないんだろうけど。 しかしこのリマスター、何作目まで続くんですかね。私はPavementどのアルバムも好きなんで、出来れば最後まで続けて欲しいんですが。しかしとなるとこの調子じゃ5thのリマスターが出るのは2009年!? ひょえ~…。