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トラトラトラ! [DVD]

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トラトラトラ! [DVD]の解説

   1941年12月8日の、日本軍によるハワイ真珠湾奇襲攻撃、太平洋戦争勃発へ至る日米の確執を双方の立場から公平に描いた、画期的な一大戦争スペクタクル超大作。アメリカ側監督にリチャード・フライシャー、日本側監督に舛田利雄、そしてアクション監督に深作欣二。それらを最終的にプロデューサーのエルモ・ウィリアムスが統括するという合作スタイルで、前半は日本がアメリカに対して開戦へと踏み切るさまが緊迫感をもって描かれ、クライマックスでは鉄と鉄とがぶつかりあう戦闘シーンがまさに本物の迫力をもって繰り広げられていく。
   当初日本側の監督は黒澤明だったが、未だに詳細不明な謎の理由で降板。しかし彼が携わった脚本はそのまま活かされて撮影は続行されたので、ドラマも非常に充実。アメリカが日本を戦争に誘い込もうとしている節を匂わせているのも、当時の風潮としては大英断だったろう。史実を大いにねじ曲げた『パール・ハーバー』と比べるまでもなく、本作の正当性は一目である。(的田也寸志)

トラトラトラ! [DVD]の商品レビュー

5.0 Worth watching several times
"Tora! Tora! Tora!" (1970) is a recreation of the events leading up to and the Day of Infamy displayed from both sides of the attack on Pearl Harbor.
Naturally there will always be people that are not satisfied with the accuracy of this recreation. There is a little controversy due to the collaboration between American and Japanese filmmakers causing some compromise of having both sides of the story in one film.
Other than a will paced film that keeps your attention, the real surprise is all the DVD goodies. The most important is the running narrative. It does some of the explaining of the differences between this film and reality without making excuses. After watching first with out the narrative, then with the narrative, it is time to watch it again and notice the points made on how the scenes were shot, the people picked and how they attempted to make the bulk of the film comply with history as we remember.
It does not make sense to repeat the narrative or the story in this review. Let's just say you will not be disappointed with the movie or all the DVD goodies.
5.0 名作は色褪せない!!!
 昨今のアメリカ映画よりも、日本をかなり正確に表現していることにまず驚かされます。それもそのはず米側と日本側でそれぞれ監督(黒澤明監督降板は有名な話。あとをついで深作欣二さん、舛田利雄さんが監督)がついており、極力、史実に忠実に描いた歴史ドキュメンタリーのような作りの戦争映画超大作。
 しかし、その内容たるや「○ール・○ーバー」の比ではない面白さ。登場人物がみな渋い。ロマンス排除の男たちのぶつかりあいがとても骨太で楽しめます。ラストの攻撃シーンも昨今の貧相なCGなんて目じゃないほどの、超がつくスペクタクル映像。逆に現在ではまず作れない実写映像に圧倒されること請け合い。
 戦争賛美や批判とかの映画ではなく、史実を描いたという作品で、これを見ていろいろ考えるのは見る人それぞれの問題でしょう。映画としての戦争スペクタクルとしては傑作には間違いありません。
5.0 何回みても飽きない作品
古い映画ですが何回みても飽きません。比較的史実に忠実で妙に男女の「愛」とか「恋」の話が出てこないのには私的には好感がもてます。
日本人としては実在の淵田美津夫氏、源田実氏はもちろんなんと板屋少佐搭乗の零戦21隊長機(尾翼に黄色の線があります)まで確認できます。藤田進さんの演じるのが山口多聞氏ではないかと思っています。なお、映画に出てくる零戦21型の翼の折りたたみ具合は実機と違います。プラモデルを作るときに参考にして失敗しました・・・。
4.0 黒澤明が加わっていたら。
 戦争映画のレビューの前提として明らかにしておきたいのは、何も、
戦争を賛美したり、肯定するわけではないということだ。
 ここをハッキリさせておかないと、ややこしい問題に成る。

 さて、太平洋戦争の発端となった、真珠湾奇襲作戦を描いたこの作品は、別にレビューを書く「パールハーバー」と異なり、
史実を如何に忠実に再現するかに腐心しているように思える。今ならなんでもないだろうけど、日本から、見つからずに、
ハワイまで大艦隊を移動させるという山本五十六の作戦は、
無謀であり、ギャンブルであった。

 そういう作戦を選択しなくてはならなかった、当時の日本の政治的状況も示して欲しかったし、
後日「リメンバー=パール=ハーバー」の元になってしまう当時の日本のアメリカ大使館の対応にももう少し、配慮して欲しかった。

 最初は、黒澤明が日本側の監督であったが、もめて降板した。

 彼がメガホンを取っていたらどうなっていたか。

 興味深いところですね。

4.0 戦史に忠実な戦争映画
 日本の場面は日本が、アメリカのシーンはアメリカがと、完全な分業で製作された、まさに本当の日米合作。それゆえにどちらの国民が観ても、おかしな場面はない。

 本来は黒澤明が日本版を撮るはずだったが、様々なトラブルで自殺未遂まで起こしたのは周知の通り。しかし後を引き受けた舛田利雄と深作欣二はさぞや大変だったことかと思う。脚本は黒澤側近の小国秀雄と菊島隆三のものをそのまま使い、カメラマンも新たに日活の姫田真佐久など3人を起用している。現場の混乱がうかがえる。

 しかし、全体の出来は初めてと言っていい日米合作に恥じない。特に空母赤城からの攻撃隊発艦の場面で、作戦立案者の航空参謀・源田実中佐(三橋達也)が、攻撃の指揮をとる同期の飛行総隊長・淵田美津雄中佐(田村高広)を無言で見送る場面など、日本映画にしかありえない演出だろう。まさに心憎い。

 しかしながら製作にかなりの困難が伴ったであろうことは容易に想像できる。こういう形式の日米合作が二度とないことがそれを証明している。

 いずれにせよ、戦史に忠実な、日米どちらにも片寄りがない作品だ。

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