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真夜中の暴走 おもいでのサマーハウス アメリカ・ストーリー ロック・バラード 考えすぎ アナスターシャ ダーリン 忘れよう 挫折の世代
月がきれいな夜は、灯りを消して 耳を傾けよう そして夜に祈ろう 星々が綺羅めく音を聴くことができるかもしれない 結ばれることのない恋人たちは 雨の中、遠くを走る車の音を聞きながら 深夜のラジオを ボリュームを落として 昔流行った安っぽいバラードを聴いている 誰も二人の熱い思いに気がつかないように 一晩中かけて言葉は語り尽くしたけれど まだ、伝えきれない思いを抱きながら 深夜の線路伝いに、石ころを蹴りながら歩いた キミの瞳には、ボクに似た見知らぬ男が映っていた ボクは蒸し暑い夜に向かって それはボクじゃないよとつぶやく ティーンネイジという名の熱を帯びた時代に 狂うこともできず キミの耳もとから香る微かなパヒュームの匂いに 終わりを予感した 朝刊を配る音を聴きながら キミの寝顔を見ていた15の朝 放課後の校庭で 何も言わず、背を向けた ユメハメヲサマシタトキニオワル そんな大人たちの言葉に反発しながら 言い返す言葉を持たなかったボクら 今のボクなら、こうこたえるだろう ユメハオワルコトノナイモノガタリダ ボクは今でも夢の中に住んでいる どんなに年老いても、そこでは15のまま あの夜、キミがかけた魔法は今でも生きている。 時折、キミの鼓動を感じることがある 二人が歩くことのなかった道を まぶたの裏に見る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ エリオットマーフィーの初期4部作 (と勝手にボクが呼んでいる) の最後を飾る傑作アルバム。 フィッツジェラルドの小説のように、 予め失われた世代に共通の諦念と、 切なさと、 青春の熱に浮かされたような熱い思い それらが、静かに語られる。 一曲たりとも捨て曲がない エリオットマーフィーのアルバムの中でも Night Lightと並んで珠玉の名曲揃いアルバム。 全部好きだけど比較的地味な ロックバラッドとサマーハウスの2曲が特に好きだ このまま時よ止まってくれと願う 祈りのような時間を過ごしたことがある人ならば 分かってもらえると思う。
邦題見てわかるとおり、若者の悩み・挫折系話をロックに載せて歌うアーチスト。こういう毛色の人たちのアルバムはそれこそ、Bruce Springsteenを筆頭に世の中に一杯あるのだが、私はこのアルバム割と気に入っている。内容もさることながら、特にジャケットの雰囲気がいい。この雰囲気は紙ジャケでないと味わえないので、紙ジャケでの発売は大歓迎。もう忘れてしまった若い頃の苦い思い出等を思い出したい人には絶好のアルバム
真夜中の暴走:drive all night:はルースターズもカバーした名R&Rナンバー、80年代疾走派(浜田省吾、佐野元春、高橋研ら)に多大なヒントを与えた。サマーハウス、アナスタシアの澄んだ叙情、タイトルトラックの軽やかさ、フォークロック典型の終曲等聴き所は多く、作風的にトム・ペティとも近い。実際、古典。