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喜劇 駅前弁当 [DVD]の商品レビュー なくなった景色
昭和36年、1961年12月の公開だそうです。シリーズ第三作目ということでこのシリーズのパターンが完成しています。世の中から消え去ってしまったものが満載の作品です。ここに繰り広げられるのは高度成長最盛期の前の日本の風景です。なくなってしまったものは、まず東海道線の在来線(こだま)、そして駅弁、そして駅弁を十分車両の外に出て買えるほどの停車時間、そして浜松独特のステッキガール、綿製品の工場、そしてstrip劇場。駅弁も今では駅のホームでの販売というよりは駅の売店や駅の外(デパート等)での販売という形に変化しながらもその生命を保っていますが。しかしその後の変化の胎動はこの映画の中にもいくつかみうけられます。時々流れるスーダラ節、そして浜松ならではのヤマハのバイクや楽器、モーターボート、そして音楽教室の広告です。この延長線上にその後の中産階級の興隆が待ち受けているわけです。このシリーズにもいよいよ関西弁が重要な脇役として登場することになります。予想通り、関西弁をしゃべる語り手は詐欺師という役割です。そして地上げとビル建設という原型はもうここに現れています。詐欺はそのヴァリエーションを時代と共に変化させていきますが、その原型とそのパーソナリティの基本的なイメージは日本人にとってはいつも同じなんですね。最後に出てくる台風は伊勢湾台風をモデルとしたものなのでしょうか? DVDの最新売り上げランキング - トップ10
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