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ドヴォルザーク:交響曲第8番の曲目リスト
ドヴォルザーク:交響曲第8番の商品レビュー 丹念な上にも丹念な・・「マ・メール・ロワ」
ドヴォルザークの交響曲第8番「イギリス」は、このCDで初めて聴くので正当に評価できる基準を持っていないため、最高点はラヴェルの組曲「マ・メール・ロワ」の評価です。実に精緻にして丹念な上にも丹念に「磨き上げた」素晴らしい演奏ですね。この曲(組曲)を聴く度に2月の終わりから3月-4月位の(特に夕暮れ時)の光と影の微妙な風合い・空気感がイメージとして浮かんできますが、この演奏からは、それらが透明な音質とともに立ち現れて来ます。ラヴェルの曲は温度が低く、やや乾いた感じのものが多いのですが、その中にあって、「マ・メール・ロワ」はしっとりと膨らみがあり、低い温度ながらもその芯はほんのりと温かみが感じられる・・。それも見事に表現されているのも嬉しい限りです。「イギリス」もこのCDを聴く限りでは、イギリスの風景と中央ヨーロッパ(スラヴ)的な情感が表現されていて、この曲の後に「マ・メール・ロワ」を聴くのもかなり愉しめます。意表をつく選曲かもしれませんが、偶然でないとしたら、選曲者はスゴいなあ。 歳をとって、ますますジュリーニが好きになってきよります
歳をとって、ますますジュリーニが好きになってきよります。指揮活動を引退されてからも、若者のオーケストラのご指導に当たられておられたのは、知りませんでした。先生の有限の命が現実には尽きても、この演奏を聴いとりますと、ジュリーニ先生が演奏の中に生きてはる。最晩年のソニーは年代やレーベル、収録ホールから想像するほど録音がゴツいわけではない(同時期のレニーのマーラーは、グラモフォンやから驚異的にゴツいんでしょう、多分)けれども、ジュリーニ先生の緻密に構築された「歌」がドヴォルザークの2楽章のスラブ的な人間性溢れる旋律や、意外にもシャンソンを聴いとるかのような3楽章のワルツにも脈づいてはるんやなあ。ドヴォルザークていうたら、弦楽重奏曲「アメリカ」や「新世界交響曲」のスラブ的なフレーズを聴き慣れておって、スメタナと並んで大好きなんですが、こうして先生の演奏を聴いて、ドヴォルザークもドイツ的な系譜の影響を受けつつ成長しはったことを知りました。ところどころ、先生の演られた、じわじわと歩進して行き底知れぬ深い感動を伴うカンタービレのブルックナーやブラームスを彷彿とさせるような楽想がこのドヴォルザークでも聴かれよります。ほいで、ポンとラヴェルに入りはって、ちこまかと子供用バレエ曲を緻密に演られてとるんも、聴かしてもろうて実に楽しい。ジュリーニ先生いうたら、マーラー9番やブルックナー8番、ブラームス1[, 2]番と比較的重い主題をいまにも止まってしまいそうな、緻密で、それでいながら優しさに裏打ちされとる演奏が特徴やけれども、ここでのドヴォルザークやラヴェルの終曲「妖精の園」他、明るい曲想でも人間性が溢れておられる。ほんま、ええもんを聴かしてもらいました 音楽の最新売り上げランキング - トップ10
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