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恍惚の商品レビュー 愚かな女の妄想の物語
夫のベルナールの携帯電話を盗み聞きしたカトリーヌは、知らない女から夫への愛のささやきを聞いてしまった。カトリーヌは娼婦のナタリ−に夫を誘惑するように金を払った。そしてナタリーの口から聞かされる夫の隠された姿。というストーリーであるが、真実のかけらない詐欺的な映画だ。 お勧め!上質の大人のドラマ
官能の言葉が、とか邦題も『恍惚』とか、かくもエロティックな想像をあおる日本国内発売元にはあえて抗議したいです。 ファニー・アルダンとエマニュエル・ベアールの微妙な関係が実に良い!
アンヌ・フォンテーヌという女性監督はなかなか感性が鋭いと思いました。”ナタリー”に嫉妬を感じながらも彼女に会わずにはいられないファニー・アルダンの産婦人科医。二人の精神的な関係が出来上がってしまったので、最後に「嘘をついた。」と嘘を言うエマニュエル・ベアールのバーのホステス。二人の女性の競演が見応えあり、見終わって余韻が残りました。 天晴れフランス女!
コケティッシュということばはまるで彼女のためにあるにちがいないベアール演じる娼婦ナタリーが、あるマダム、カトリーヌの依頼を受けて、彼女の夫と“寝る”ことになる。カトリーヌを演じるファニー・アルダンは、夫の不貞を知って動揺し、あげ句、偶然見つけた娼婦に夫を誘惑するよう依頼するわけだが、そんな女の愚かしさを露呈しつつ、なお“ハンサム”である。ナタリーはカトリーヌに、その夫との情事を語ってきかせ、カトリーヌは夫のあからさまな痴態とそれを淡々と口にするナタリーに、恍惚の表情を見せる。ナタリーからカトリーヌへと寄せられる同性愛的な女の友情、その先で再び花開くカトリーヌの官能。フランス人女性ならば、さまになる。けれど、年齢を重ねても欲情や性愛から逃れられないのはフランス人にかぎったことではなく、その年齢に達したとき私は彼女たちの魅力の数パーセントでも保てているだろうか……身の引き締まる思いが熱く残る。 名女優二人
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