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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル [DVD]の解説同僚の女性を殺した罪で死刑宣告を受けた元大学教授。死刑執行まで3日となったとき、彼は手記を書いてもらうために記者と面会する。話を聞く記者は、彼の無実を確信し、死刑判決を覆そうとするが…。『フェーム』『ミシシッピー・バーニング』など、多くのジャンルで傑作や問題作を生み出してきたアラン・パーカー監督による、衝撃的な展開をみせるサスペンス。 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル [DVD]の商品レビュー 壮絶な友情。
まったくもって難しい問題をテーマに据えたものだ。難しいという意味は誰が正しくて誰が悪者かという定義が出来にくい話を物語の主軸に据えたことである。死刑そのものが物語のテーマとなっているが、法が人を殺す権利があるのかというような社会悪の側面でもなく、もう一度考えてください…という語りかけも主ではなく、死刑囚も人間ですというようなプロパガンダに立つでもなく、死刑囚となった犯罪者をステロタイプに分析させるわけでもなく、冤罪の悲哀を描き出すわけでもない。ドラマは主人公のデヴィッド・ゲイルが自ら演出したものであるから先に書いたような死刑がどうだというところはあくまで伏線としてしか存在し得ない。ジャーナリストをそこに位置させて真実を観客とともに追いかけていくのは映画として成立させるために脚本で練られたものだろう。ここにあるのは人生に生き詰まった男と女が繰り広げる悲哀の人生ドラマ。人間はこういう友情の持ち方が出来る生き物だと言いたいのだろうか。 命の尊厳を忘れている
特典映像の中でアラン・パーカー監督は、自分は死刑反対派だがこの映画では均衡を保ったつもりだと言っている。出演者たちも、この映画は主張をしていないと言っている。それが結果的には、この映画を死刑反対運動を貶めるものにしている。主要な登場人物の多くが死刑反対論者だが、死刑反対論者ならまずは持っているはずの命はかけがえのないものだという思想を、彼等はないがしろにしているのだ。命の尊厳を主張するはずの人間が、命を駆け引きの犠牲にしている。さらには冤罪による死刑の不合理性も、映画の中の市民には訴えているのだがそれは作為的にであり、観客に対しては訴えるどころか、冤罪をトリックの道具に仕立てて死刑をわざわざ実行させている。監督はこれを見た人には考えてほしいと言っているが、この映画を見て死刑がいけない理由が見つかるわけがない。死刑反対を訴えながら、言葉とは裏腹に命を粗末に道具として使う死刑反対論者を目にして、その行動を滑稽に思うだけだ。百歩譲って、命を犠牲にしてまで死刑反対を訴える人間を描いたのだと解釈しても、肝心の何故そこまでして死刑に反対すべきかを主張していないから空回りだ。サスペンスの筋書きとしては、うまくできているかもしれない。しかし死刑制度の是非という真剣な問題を、このように歪曲した形でプロットに利用するのは、慎むべきだ。 これぞ映画!
元大学教授デビッド・ゲイル(ケビン・スペイシー)に、死刑判決が下される。罪状は、元同僚の女性をレイプした上、殺害。皮肉なことにゲイルは、死刑廃止論者であった。彼は処刑までの3日間、高額で契約された自分の手記を綴るために女性記者ビッツィー(ケイト・ウィンスレット)を呼び寄せる・・・。 アラン・パーカーがまたまたやってくれた
「ミッドナイト・エクスプレス」や「ミシシッピー・バーニング」といった社会派の傑作を撮ってきた監督の作品群に、また新しい名作が生まれた。 素晴らしい脚本
サスペンスなので詳しくは述べませんが、これはサスペンス映画の中でお勧めの一本です。 DVDの最新売り上げランキング - トップ10
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