最高のミュージカル映画!
長いのに飽きない、笑えるのに格好良い。間違いなくミュージカル映画NO.1である。私はミュージカル映画が苦手であり、今でもあまり好きではない。でも、この作品は例外である。他のミュージカル映画とは別格といっていい。出演者の歌、ダンス、演技、全てが一級品である。特にドナルド・オコナーの演技は圧巻である。「感動する」というよりも、「感心する」といった感想を持つ映画だった。雨の中、「SINGIN' IN THE RAIN」を唄いながら踊り続けるジーン・ケリーの姿はあまりにも有名であり、多くの映画や日本のお笑いのコントでもネタとして用いられている。おそらく、本作品を観たことのない方でも、このシーンを観たことやこの曲を聴いたことがあるのではないかと思う。スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』でも「SINGIN' IN THE RAIN」が使われていた。『雨に唄えば』は、多くの作品に影響を与えた作品であり、多くの人々に愛された作品であるといえるだろう。
この映画を観終わると、鼻歌を唄いながらステップを踏みたくなる。暗く沈んだ気持ちが吹き飛んで幸せな気分になれる名作である。