ぜんぜんゆるくない
ほかのところでも書いたので
しつこいようですが
こちらにも一言残しておきます。
ゆるいというのは
流れに間があるということに違いありませんから、
ひっきりなしのまずい冗談で構成されたこの作品が
ゆるいと言えるわけがありません。それではかわいいかといえばこれも微妙で、
特に美羽がところどころうるさく感じられるのも
まったくシナリオに問題があるからだと思います。
なぜなら演出は
シナリオにあわせて指導されるに決まっているからです。
決定的なのは、会話の端々に製作者たる大人の、
おっさんの息吹が感じられるということです。
この手の作品では特に、
製作者はその存在をできるだけ意識させない形で
シナリオを構成することが重要なはずですが、
ここではこのおっさんは隠れるどころか、
一部明らかにキャラのせりふに姿を現し、
キャラクターのイメージを見事にぶち壊すことに成功しているので、
これをかわいいと感じろというのは
無理な話だろうというのが感想です。
そういった意味でシナリオが稚拙だと言うのであって、
「苺ましまろ」自体がくだらない作品であると
言っているのではありません。
原作やアニメは拙劣とは言い難いおかしさがありますが、
このシナリオシリーズ(特にVol.2)は
幼稚な上に拙劣だから救いようがないのです。
原作やアニメを見て
こちらにも手を出そうという方が大半だと思いますから、
そういったかたがたには、もう遅いかもしれませんが、
このような個人的な感想も購入の参考になればいいと思います。