もっと売れて欲しい・・
独版と米国版の2本立ての理由は明白。なんと米国版はマスターの保存が悪すぎて、視聴に耐えないのである。一例を挙げると、クライマックスのデートリッヒの歌の途中で映像が飛んでしまう有様。発色も独版に比べると、ビデオ以下の出来栄え。観るなら独版、ただしボウイの台詞は全て独語に吹き替えだが。
ボーナスのポストカードはどうでもいいが、清水博子さんの解説が爆笑もの。
これだけでも、買う価値が倍増。それにしても、解説がパッケージの裏という扱いは、ひどいのでは?内容に関しては、言われるほど、ひどくない。ボウイ映画史上、3本指に入る(戦メリ、地球に落ちてきた男、の次くらい)もともと、生粋の英国人がドイツ人将校を演じることに無理があるのである(笑)、ここでのテーマである、ヒロイズム、男色、ステージにこれほどぴったりくる配役はないのではないか。ボウイの演技力に関しては、むしろこんなもんです。
10年振りに観たが、やはりデートリッヒの主題歌の場面にグッと来た。これが、遺作になったんだよな。ジゴロ一団の親玉というデートリッヒの配役もズバリ、やっぱり監督が悪かったのか?
「ニューヨーク恋泥棒」と並んで、ボウイ映画過小評価の一本?
ぜひ、ご覧あれ。