別にジャブロンスキーじゃなくても・・・・
「アイランド」は「アルマゲドン」や「バッドボーイズ」、「パールハーバー」などを撮ったマイケル・ベイ監督の最新作。自分と同じクローンを殺す羽目になるというお話。
出演は「新スター・ウォーズ・シリーズ」のユアン・マクレガーなど。 スコア担当のスティーヴ・ジャブロンスキーは単独で活躍する前はずっと先輩作曲家たちの追加音楽作曲というポストについて頑張ってきました。
そして追加音楽を担当しながら作曲技法を進化させてきました。
彼の最高傑作はもちろん製作日数も長かった大友克洋監督の「スチームボーイ」なわけですが、あの時のような素晴らしいシンフォニック・スコアはこの「アイランド」では聞かれません・・。サウンド的にはジマー組のトレヴァー・ラビン(アルマゲドンやナショナル・トレジャーの音楽を担当)が得意とする電子音楽系となっています。解説書には契約音楽家たちの記載がありますが、人数を見ても大して多くないので、その点から考えてもダイナミックなスコアは期待できない・・・。
決まったテーマ曲が登場しないのも非常にイタイところ。
映画自体はアクションのオンパレードというのを聞いていたので、スコアのほうもすんごいスコアが聞けると思っていたけど、「スチームボーイ」のような鳥肌立つようなスコアは全くない。
「スチームボーイ」で私みたいにスティーヴのファンになった方は絶対このアルバムを買うかと思うが、この作品はファンの中で賛否両論が出そうですが、私はどちらかというと残念で仕方がない・・・。
この作品には彼の本当の魅力が見えてこないからで・・・。
「スチームボーイ」が最高だっただけに・・・。