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僕はラジオ [DVD]

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僕はラジオ [DVD]の解説

   1976年のサウスカロライナ州アンダーソンのハナ高校でアメフトのコーチを務めるハロルド(エド・ハリス)は、いつも練習場をうろつく知的障害者の黒人青年(キューバ・グッティング・Jr)に“ラジオ”というニックネームをつけ、チームの応援や世話をさせる。やがてラジオは授業に参加するようにもなるが、彼に偏見を抱く者も多く…。
   実話をもとに、知的障害者と町の人々との交流を描いたヒューマン映画。ラジオを救うことにより、実は自分たちこそが救われていると気づく慈愛あふれるコーチを、名優エド・ハリスがこの上ないほどに好演している。前半はアメフト、後半はバスケにと登場するスポーツ・シーンも華やか。エンドタイトルでは現在なお活躍中のラジオの実際の姿も映し出され、改めてこうしたテーマに堂々と挑むアメリカ映画の懐の深さに感服してしまう。監督は『陽だまりのグラウンド』の製作者でもあるマイク・トーリン。(的田也寸志)

僕はラジオ [DVD]の商品レビュー

4.0 ドキュメンタリーならではの感動的ラスト
知的障害の黒人青年と高校フットボールの名コーチ。この映画は実話に基づいているため、コーチによって才能を見出された黒人青年がフットボール大会で大活躍、などという定番的なストーリーにはなっていない。むしろ、名コーチ(エド・ハリス)が何故知的障害者の“ラジオ”に無関心でいられないかに注目すべき映画だ。

実話とはじめにうたってしまうと、映画としての演出や脚色にかなり制限を受けてしまう。本作品においても、ラジオを排除しようとする反対勢力をもっといやらしく描いたり、青年がラジオに執着する悲しいエピソードなどを作りでもいいから織り交ぜていれば、映画としは一層面白くなったことだろう。

黒人青年の障害レベルが比較的低いため、周囲の人々からちやほやされて有頂天になっている様を見て、中には反感を覚える観客がいるかもしれない。しかし、エド・ハリスの存在感ある演技とドキュメンタリーだけにできる感動的なラストは一見の価値がある作品だ。
5.0 本当にすばらしかった!
最初はキューバ・グッティングJr.がラジオになりきってるところがスゴイ!って思ったけど、エド・ハリスも素晴らしいし、キューバ以外の演技もすばらしかった!
感動の一言では表現できない、本当に心に残る作品だった。
5.0 三人の役者が凄く良い!
キューバ・グッティングJr.、エド・ハリス、そしてデブラ・ウィンガー。
皆さんが書かれているように、演技が余りにも自然で言葉がありません。

キューバ・グッティングJr.は「ジャッジメント・ナイト」からのお気に入り俳優ですが、どうしてこの映画でアカデミーにノミネートされなかったのか、不思議ですよ。あの偉大なSoul-Singerの親父を超えたと言っても過言ではありませんね。

Storyも実話をベースにしながら、フィクションも巧みに盛り込み、全く退屈させませんし、実話でもこれほどドラマチックな物語があるのだと、改めて感心させられました。

Ending近くで高校のSports万能Heroと真の友情を交わすSceneにはジーンとくるものがあります。
親子愛、夫婦愛、友情、色々な愛の素晴らしさを観せてくれる珠玉の一品です。

最後に、この後ホアキン・フェニックス主演の「戦争のはじめかた」(これも良い作品だ)を続けざまに観たのですが、エド・ハリスの役どころの余りのGapに少々驚かされます。
でも「ザ・ロック」のエド・ハリスはカッコ良かったなぁ...
4.0 俳優の力量の凄さを感じさせるヒューマンな映画
実話がベースになっているだけにリアリティがあるが、それを支えているのはラジオを演ずるキューバ・グッティングJRとアメフトのコーチ役を演じるエド・ハリスの二人の俳優の力が大きい。二人とも自然で、抑えた演技でそのうまさに驚く。知的障害のある人を演じるのはとても難しい。見ている側に演技していると感じさせたらリアリティは薄れる。グッティングJRは見ていてほんとうに知的障害者ではないかと感じさせるほど完璧な演技だった。向うの俳優のこうした演技にはいつも驚かされる、表情や体の動きはうまいという表現だけでは足りない。時間をかけ、知的障害の人たちを研究していると感じる。エド・ハリスもうまい俳優だが、二人の絡むシーンは見ごたえがあった。コーチのハロルドはラジオの持っている素晴らしい人間としての優しさを皆に説き、時間をかけて辛抱強く地域コミュニティがラジオを受け入れるように努力する。見ていて、ハロルドがなぜかくもラジオを気にかけ、家族と過ごす時間を犠牲にしてまで優しくするのかと思ったが、後半になってそれがハロルドの少年時代のある体験、そしてそれに起因する良心の呵責、心の傷にあることがわかる。そんな父親を尊敬する子どもたちと夫を支える妻。妻役を映画界に嫌気がさして引退していたデブラ・ウインガーが演じていて懐かしかった。ヒューマンで心温まる秀作だった。最後のタイトルで、現在のラジオとハロルドが映像で紹介されるが、それを見て、改めてグッティングJRが演じたラジオとよく似ているのに驚いた。家族揃って楽しめるいい映画だ。
5.0 演技の素晴らしさに脱帽
 実話を元にした話。

 1976年、アメリカのサウスカロライナ州アンダーソン。ハナ高校アメフトチームのコーチ、ジョーンズはたびたび練習場の周囲をうろついている黒人青年が気に掛かっていた。彼は知的障害を持ち、いつも独りでショッピングカートを押していた。ある時、ジョーンズは彼に練習の手伝いを頼む。青年は片時もラジオを手放さないことから“ラジオ”というニックネームももらい、さっそく練習を手伝い始める。
 純粋な心を持ったラジオに、ジョーンズを始め多くの人間の心に優しい何かが生まれ始める……。

 という感じ。
 実際には、ラジオとジョーンズたちが打ち解けるに20年かかっている。映画ではそれを1年で見せるようにしてあるため、うまいぐあいに虚実を取り混ぜている。綿密な取材で、押さえるべき事実はしっかりと踏まえた上でシナリオが作られている。
 メイキングを見たとき、「ここがこうなっているのか!?」「ここは作ったエピソードと思ったら、本当にあったことだった!?」と、イロイロ驚かされた。

 こういう映画、役者の演技力が要求されるのだけど、その点ではバッチリ。主演のキューバ・グッディングJrもそうだけど、他の役者さんも実に自然な演技で、物語に深みを与えていた。
 ちなみにこの演技指定、脚本の段階からかなり微に入り書かれていたそうで。どこかで手に入るなら、一度脚本も読んでみたいもんだ。

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