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奇妙なサーカス Strange Circus [DVD]の解説実の父親に抱かれて心病んでいく小学生の美津子(桑名里瑛)は、やがて嫉妬の果てに虐待を加えるようになる母親(宮崎ますみ)と心が一体化していき…。時が過ぎ、車椅子のエロス小説作家・妙子(宮崎ますみ・二役)の担当となった編集者の田宮(いしだ壱成)は、編集長の命令で彼女の身辺を調べ始めていくが…。 奇妙なサーカス Strange Circus [DVD]の商品レビュー エンタテイメントの新たなる夜明け
フジテレビ製作の映画が市場を独占している余りにもお寒い日本映画界においては園子温のような才能は貴重である。塩田明彦がTBSの軍門に下って駄作を連発している現状においてはなおのこと唯一気を吐く三池崇史と佐藤詞麻子さらに若手数人を数えるのみ。 世界では毎年の様に傑作名作が生まれ新たなる才能が誕生しているというのに。この十年金になるからという理由でフジテレビ製作の映画だけをヨイショしてきた日本のマスコミとそれを鵜呑みにして劇場に詰め掛けてきた我々映画ファンのツケがここに来て日本映画界に大きく響いて来ている様な気がします。 もし今の様な状況が続くならますます世界の映画界から遅れをとるだけです。 根底にあるもの
近親相姦と暴力と、欺瞞と、病んだ精神と、肉体に対する嫌悪等々。 才能に嫉妬する鬼才映画
冒頭にユイスマンスの「さかしま」の文章がでた刹那、心臓を鷲掴みされ、詳しくは記載できないが宮崎ますみの安堵に満ちた顔が画面いっぱいになって終えるラストまで、このつくりての才能において嫉妬に震えた。同監督作品の「自殺サークル」も拝見したが、人間の内奥の何たるかを描かせたら、この監督の右にでる者は果たしているのか?とわれながら推敲もせず、その場の狭小なおつむの中、世界中で知っている監督の顔と名前が一致しない方まで列ねてみたが思い浮かばなかった。だがあちらの作品はただグロテスクな感慨だけが尾を引いた。映画好きとして、してやられた感で情けなかったが、こちらの作品は………、まず観てほしい。宮崎ますみの激しいセックスシーン目当てでも何でもいい。タイトルもこれ以上ないほどうまいこと付けやがる。特典のドキュメンタリーの中で監督が、寺山修司やぼくも大好きな巨匠の名を挙げていたが、あれだけは納得いかなかった。何故なら、たといは些か下品になるが性行為のさなか記号を呟かれている気がしたのだ。それほど打ちのめされたということである。 しかしだ。園監督のような映画………と誰かが三〜五十年後に胸をはっていなければこの世は本当に「奇妙なサーカス」ということにもなりえるんだ、と云うおっさんギャグ回路ももってそうな監督の器に嫉妬したのかもしれないと今振りかえって思える。 なんのこっちゃ。 微妙ですね
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